香りを楽しむ の商品レビュー
香りの雑学本です。 古代は、姿が見えないのに、有るのが分かる(=薫る)ことから、香りに特別なものを感じていたようです。 神様専用の香があって、それは人がつけてはいけない、とか、にほんの「かぐ」には、輝きの他にかぐわしいも有ったのではないか、とか、楽しい。 かぐや姫が、輝かしいば...
香りの雑学本です。 古代は、姿が見えないのに、有るのが分かる(=薫る)ことから、香りに特別なものを感じていたようです。 神様専用の香があって、それは人がつけてはいけない、とか、にほんの「かぐ」には、輝きの他にかぐわしいも有ったのではないか、とか、楽しい。 かぐや姫が、輝かしいばかりではなく、かぐわしいえもいわれぬ芳香だったとかいいなぁ。 現代で香りがどのように扱われているかも書かれていて、これ一冊で、香りに対する人の意識の変遷がさくっと分かる本。 面白かった。
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