江勢物語 の商品レビュー
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「訳者あとがき」は清水作品の中でもトップクラスに面白い作品です。
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伊勢物語、徒然草、微妙に平家物語・・・。もとネタを読み直したくなりました。
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江勢物語めちゃくちゃ面白いです!!いろいろとあるんですがその中でも特にスノーカントリー!!!ある少年があるとても有名な本を訳すのだけれど「わっはっはっは…!!」という感じです。是非読んでみてください!!
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古今東西のえせを集めた短編集。おすすめは訳者あとがき
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古今東西のえせを集めた文庫だけの短編集。
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表題作、伊勢物語に限らずさまざまな古典がいじり倒される。久しぶりに声出して笑った。 旅・異文化・翻訳が統一テーマか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・現代語訳「江勢(えせ)物語」 ・生臭(なまぐさ)心経(しんぎょう) ・スノー・カントリー ・かくもわかりにくい日本語のキーワード ・ほんのジョーク ・タテのものを横に ・訳者あとがき ・日本の猫である ・町の顔 ・我がインド ・再びのインド 小説あり、エッセイあり、旅行記ありの一冊。 一番面白かったのは、巻頭の『現代語訳「江勢物語」』。 てっきり伊勢物語のパロディかと思ったらそれだけではなく、徒然草や枕草子、土佐日記にサラダ記念日と縦横無尽に繰り広げられるパロディは、元ネタが簡単にわかるくらいの有名な文章を、なんとも奇天烈なところに着地させるというもの。 思わず噴いた箇所もいくつか。 後半の3編以外は翻訳という形で書かれた、日本語または日本文化の紹介。 翻訳というのはどこまでオリジナルを紹介できているのか。 それは翻訳者の問題だけではなく、受け入れる側の理解力とか偏見とか、同じものを読んでも受け取り方はそれぞれになってしまうだろう。 さて、一般的な日本人というのはどういう人なのか。 ”つまり、うっかりすると東京に住んでいる人間は、東京だけを見て日本を語ってしまう誤りをおかしてしまうのだ。東京周辺だけを見て、今の日本はこうだと決めつける。” これねえ、テレビ朝日が甚だしいよねえ。 7時からの番組を見たら、途中からだったってことが頻繁にある。 地方民への軽視。 日本中で大流行りっていう、東京だけのブーム。 それをどう、日本中が納得できるものに翻訳できるのか。 東京至上主義のマスコミの皆さんに、考えていただきたいと思います。
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中学か高校の時に笑い転げた本。オチが分かってると駄目ですね。 でも、ヤーサンアリ・クワバッタ著のスノーカントリーは文学史に残る傑作です。
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母国語以外の言語のニュアンスを獲得するとこは、結局のところ不可能ではないのかと私は思っています。しかし、その言語と言語のズレ、エアポケットの部分にこそ面白みを感じられる人たちが「翻訳家」なのだとも感じました。 また、本書で読むべきは、この翻訳の面白みと般若心経の箇所だけで、後半は...
母国語以外の言語のニュアンスを獲得するとこは、結局のところ不可能ではないのかと私は思っています。しかし、その言語と言語のズレ、エアポケットの部分にこそ面白みを感じられる人たちが「翻訳家」なのだとも感じました。 また、本書で読むべきは、この翻訳の面白みと般若心経の箇所だけで、後半はとても冗長である。
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ずいぶん前に購入し、冒頭の3作に受けてしまいました。 これらの元ネタを知ってるとなお笑えるかも?!
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