チェルシー・テラスへの道(下巻) の商品レビュー

ジェフリーアーチャー【著】,永井淳【訳】

着々と店舗を増やし、…

[文庫ＯＦＦ]

着々と店舗を増やし、夢に近づくチャーリーをガイの母親が執拗に妨害する。全てを失うか全てを手にするか最後の対決。

夢に向かって頑張るも…

[文庫ＯＦＦ]

夢に向かって頑張るも、もちろんすんなりと実現とはいかない。敵もいるしとても険しい道のり。いろいろな要素があって非常に読み応えある秀作だと思います。

2024/06/21

再読。

クライマックスに向けての展開をだいぶ失念していて、今回の再読でも先が気になってつい駆け足でページを繰ってしまって「前回読んだ時も同じように急いで読んだから記憶に薄いのかもな」と感じた。

現実世界では「まさか」と思うような偶然もあるけれど、これが小説や映画になると「そんなうまく行く…？笑」などと槍玉に挙げられがちになる。
この作品でも極端な偶然は用いられず、そこそこ辻褄の合う、納得のいく展開が用意されていて、ほんのわずかな偶然に登場人物が出会う。そのさじ加減が絶妙だなぁと思いながら読んだ。

ラストはチャーリー・トランパーという主人公の生命力と正直さが表れていて、爽やかで清々しさがある。
「ケインとアベル」も再読しようか、そんな気になった。

2018/12/04

キャシーの登場とダニエルの自殺は、マンネリを打破するためのテレビドラマのような印象を受けた。ケインとアベルほどの哀愁と深さは感じなかった。

2010/09/21

苦労を重ねながら成功を収めていくストーリーは読んでいてすっきりする。アーチャーの作品の中では一番好き。

2010/06/15

　こんな本を読まされると、人生ワクワク感がなければつまらないということを知らされる。　わくわくした人生を送りたかったら、この本を読むべし。

2009/10/04

生涯を賭けるに値する仕事に、幼少時から巡り会えた主人公。
引退セレモニーで傍らの妻の手を握り呟く一言にじーんときました。
楽しく清々しく粋な終幕です。