模倣の社会学 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
社会学に興味を持ったので読んでみた。 社会学らしい(?)考え方、視点でとても興味深い内容だった。 模倣というものに対する見方が大きく変わる。 「他人の権利を侵害しない限り、模倣ということは、全ての人間にとっての学習の場であり、新しい発明へと通ずる唯一の道である。」 という言葉がすごく好きです。
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本書によると、模倣が人間性の源です。 親類、縁者など他人を模倣して人格を形成します。 異論ありません。 民主主義は個人主義を土台としています。 個人は流されやすいものです。故に民主主義は欠陥品だといいます。 メディアを媒介として表面上の模倣が民意を作ります。 社会が安易な考えで...
本書によると、模倣が人間性の源です。 親類、縁者など他人を模倣して人格を形成します。 異論ありません。 民主主義は個人主義を土台としています。 個人は流されやすいものです。故に民主主義は欠陥品だといいます。 メディアを媒介として表面上の模倣が民意を作ります。 社会が安易な考えで動いてしまいます。 診療報酬や原発の問題が頭に浮かびます。 細かい話がいっぱいあって、大きな話になるのでしょう。 結論に至るには、本来、長い考察が必要だと思います。 理解ある模倣には価値があります。本書で言われています。 数学の学習と同じ方法が有効だと思います。 問題を解く、しばらく置く、筆者するなどです。 考えが深まり、模倣が人に根付きます。 感情が表面的な模倣を助長すると思います。 他人に反発する気持ちが、無分別に批判材料を探します。 良い材料があれば、安易に模倣します。 模倣は知恵ある者には有用です。愚者には毒です。 これを認識させてくれます。
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模倣について勉強になりました。社会学の分野なんですねー。模倣にもいろんな種類があるんですよー!!普段から私たちは模倣の積み重ねなのだー。 これを治療に活かすことは難しいけど、頑張る。
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