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「五つの鐘と貝殻骨」亭の奇縁 の商品レビュー

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2020/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スコットランドヤードのジュリー警視の第九弾。 細かいことは読み飛ばす派の自分としては、 そう簡単に引っかかったりしないのだが、 今回はだめだった。 なんせ死体が出てきたから。 スクレテール・ア・アバタンから。 書記机と訳されるようだったが、 調べたところ、背の高い家具で、本棚と机が合体したようなものらしい。 上部は観音開きの扉のついた本棚、 中央の部分が机で、下部が幅の広い引出し。 机の部分は、扉がついているが、下部に蝶番のついた一枚板で、 上から開いて天板代わりとし、 中には細かい棚や引き出しが作り込まれている。 言い間違いを指摘されたフォール=フロント・デスクは、 それよりは小ぶりで上部の本棚部分がないイメージ。 そこまではわかったが、そこのどこに死体が入る余地があるのかわからない。 しかも女性の力で押込めるぐらいの。 という訳で、大変勝手ながら 肝心の事件の方はかなり印象が薄くなってしまった。 殺害した者とされた者が、 入れ替わったのか入れ替わらなかったのかと、 その機微を読み解くのが醍醐味だったのかと思うのだ。 残念。

Posted byブクログ

2016/01/02

普段行かない古本屋で3冊200円!に釣られて買ってきたのだけど、結構当たり。 イギリスが舞台なのだけど、アメリカ人の作家さんなのですね。 人物も背景もクリスティ的な時代の雰囲気があって好みすぎる! シリーズ物なので他の作品も読んでみたいです。 再読。 禍いの荷から6年後なのね!...

普段行かない古本屋で3冊200円!に釣られて買ってきたのだけど、結構当たり。 イギリスが舞台なのだけど、アメリカ人の作家さんなのですね。 人物も背景もクリスティ的な時代の雰囲気があって好みすぎる! シリーズ物なので他の作品も読んでみたいです。 再読。 禍いの荷から6年後なのね!そりゃ住民も移り変わるはずですね…。 過去作品の思い出も、今作ではいつもよりちらほら見受けられました。

Posted byブクログ