ビルバオの鏡 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
4 ボストンの下宿は前作で言ってた通り、人にお願いして、アイアンソン埠頭の家にやって来たセーラ。 あの事件を思い起こす暇もなく、次から次へと事件発生で慌ただしい! 今回も、ケリング一族やそのご友人達が個性的!マックスの親戚も良い味だしてる。 でも、マックスを守るためとはいえ、ベラベラと人を中傷しているセーラには興ざめ。セリフが長くてツラかった。 とにかく、アピー叔母さんの最後の活躍がいい!
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マクラウドのセーラ・ケリングシリーズ第4弾。 今回は、別荘のお屋敷でのお話。 着くなり“ビルバオの鏡”なる高価な骨董品がなぜか置かれている謎めいた雰囲気、望まぬ親戚・知人は押しかけるは、やがて殺人事件まで起こり、挙句の果てに、容疑者とされたのが、こともあろうにマックスとは…。 気...
マクラウドのセーラ・ケリングシリーズ第4弾。 今回は、別荘のお屋敷でのお話。 着くなり“ビルバオの鏡”なる高価な骨董品がなぜか置かれている謎めいた雰囲気、望まぬ親戚・知人は押しかけるは、やがて殺人事件まで起こり、挙句の果てに、容疑者とされたのが、こともあろうにマックスとは…。 気はいいけど、気のきかないとされてるアピー伯母さんが、お邪魔あつかいされながらも、最後は思いもかけない気をきかせていて一挙に事件の真相へと導くことになるのも、ユーモラス。 事件やら親戚やらに終始煩わされつつ、セーラとマックスのロマンスも盛り上がり、どうやら結婚へと進む気配なのも、シリーズとしてはお楽しみ。 解説であったように、ティー&ケイクとも呼ばれるミステリー、その醍醐味はあくまで惨さでなく明るさ。適度に読み応えあるのはさすがマクラウドで、楽しめる。続きの古本もまたあるといいな。
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