ジル・ヴィルヌーヴ 悲劇のヒーロー の商品レビュー
終わりのない予選を走っているかのように……。 追撃し、タイヤを交換してまた追撃する。 ジルのラストの2戦により、彼の最期の日々が苦悩と幻滅に満ちたものになってしまったのは、当時を知らない自分にもやるせない。
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1977年から1982年までF1ドライバーとして活躍した、伝説の天才ドライバーの物語です。1982年の5月に事故で死亡するまでのドラマティックな人生が、豊富な写真と簡潔な文章で、リアルに描かれています。 なつかしいマシンの、迫力のある写真をみているだけでも、フェラーリファンにとっ...
1977年から1982年までF1ドライバーとして活躍した、伝説の天才ドライバーの物語です。1982年の5月に事故で死亡するまでのドラマティックな人生が、豊富な写真と簡潔な文章で、リアルに描かれています。 なつかしいマシンの、迫力のある写真をみているだけでも、フェラーリファンにとっては、楽しい本でしょう。フェラーリ312T2から、126までの迫力あるシーンがカラーとモノクロで、見事に再現されています。 そして、この本を読んで、やはり、セナを思い出すのはわたしだけではないでしょう。同じように傑出したドライバーでありながら、若くして逝ってしまったという点で、非常に共通したものがあります。やはり若くて、フォトジェニックな天才ドライバーには、悲劇が似合うのでしょうか?
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