ペンギンハウスのメリークリスマス の商品レビュー
読むと心がぽかぽかになる。そして12月がまちどおしくなる。 小さなレストランのしゅじんと「おきもの」のペンギンには、ふたりだけの楽しいひみつがあったーー。やさしさと、おかしさと、かわいらしさにあふれたお話で、読むとしあわせいっぱいになります! 先生のつまが、子どものころ大すきだ...
読むと心がぽかぽかになる。そして12月がまちどおしくなる。 小さなレストランのしゅじんと「おきもの」のペンギンには、ふたりだけの楽しいひみつがあったーー。やさしさと、おかしさと、かわいらしさにあふれたお話で、読むとしあわせいっぱいになります! 先生のつまが、子どものころ大すきだった本です。 「そうだ。ぼくは、きみがやさしくしてくれると、それだけで、おなかがいっぱいになっちゃうのさ。」 ーーーー 2018年4月8日の感想 「しらばっくれた」ペンギンが本当に可愛い。ちょっとえらそうなところも、難しい言葉を使って得意げになっているところも。「しっていたって、いえないこともあるさ」「そういうことはゆるされていないし、そういうきまりもない」 ペンギンは「ふつうじゃないもの」を食べる。それは「やさしい心」。この場面は、付箋をつけちゃう。小さなレストランの店主の「やさしさ」が、ちゃんとペンギンに届いていることがたまらなくうれしくなる。「そうだ。ぼくは、きみがやさしくしてくれると、それだけで、おなかがいっぱいになっちゃうのさ。」店主とペンギンのやりとりは温かさとユーモアと優しさに満ちている。お互いがお互いを「好き」だという気持ちがよく伝わってくる。 二人だけが「秘密」を共有していて、読み手である自分もそれを知っていることにも心がくすぐられる。店主と二人でいるときだけ「おきもの」でないペンギンになる場面は、特にお気に入りのシーン。 クリスマスの日、ペンギンは店主の元を離れて「サンタクロース」(おそらく)の元に帰らなくてはならなくなるけど、「永遠のお別れ」ではなくて、毎年12月になるとまた会えると思うと、すごく安心して読み終えられる。 おじいさんの遊び心や優しさ、ペンギンのしらばっくれたり背伸びしたりしている愛らしさ。こうした魅力的なキャラクターが、不思議なストーリーを温かさで包んでいる。大好きだなあ、この本。ペンギンのグッズがほしい。 ーー 2023年11月26日 4歳9か月の息子と、寝る前に読む。 35分間くらいかかったけど、夢中で聞いていた。 「ふつうじゃないたべものを、たべるのかな。たとえば、サメの耳たぶとか。」「なにいってるんだ。サメに耳たぶなんかない。」の場面で、大笑いしていた。 読み終えたとき、「このあとのことが知りたい」とポツリ。こういう反応は初めてで、ちょっとびっくり。確かに、ペンギンハウスにやってきた新しいこしょういれのペンギンが夜になるとなにかするのか、というワクワクする終わり方だなあ。 おそらくこの本のことが気に入ったと思う。また「読んで」と言ってくるはずだから、次に読むときは少し話をしながら読みたい。
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2年生の子供が大笑いしながら読んでました。 他の本だと途中でやめて、続きはまた明日〜とできるのに、これはやめられなくて一気読み。 最後まで飽きることなく楽しく読めたようです。 児童書でここまでハマったのは、はれときどきぶた以来かも。
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「そういうことはゆるされていないし、そういうきまりもない。」 たべられればたべられるほどふえていくやさしい心。 とにかくペンギンが可愛くてたまらない。 ペンギンハウスのお料理はやさしい味がするんだろうなぁ。
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クリスマス前、12月になるとクリスマスツリーは飾られずにペンギンの置物が狭いお店のカウンターの一席を占めてしまうレストランのお話。昔、そのレストランに不思議な事が起こり、12月になるとペンギンが置かれるようになったのです。 それは、とても心温まる出来事でした。 見開きの全てに絵が...
クリスマス前、12月になるとクリスマスツリーは飾られずにペンギンの置物が狭いお店のカウンターの一席を占めてしまうレストランのお話。昔、そのレストランに不思議な事が起こり、12月になるとペンギンが置かれるようになったのです。 それは、とても心温まる出来事でした。 見開きの全てに絵があります。内容は子どもでもわかりますが、大人の方が楽しめるでしょう。 20代で気に入り、買う気になった人もいたそうで、本嫌いな大人も好きになりそうです。 伊藤寛さんの絵が効いています。
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ペンギンハウスというレストランでは、毎年12月になるとペンギンのおきものをカウンターの端に置きます。6人掛けのカウンターには5人しか座れなくなってしまいます。何故そんなおきものを置くのか、それは店の主人が若かった頃のお話です…。 クリスマスのお話。ほっこりするようなお話です。斉...
ペンギンハウスというレストランでは、毎年12月になるとペンギンのおきものをカウンターの端に置きます。6人掛けのカウンターには5人しか座れなくなってしまいます。何故そんなおきものを置くのか、それは店の主人が若かった頃のお話です…。 クリスマスのお話。ほっこりするようなお話です。斉藤洋さんの独特の言い回し、繰り返しがあって、とても好きです。
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初めて読んだお酒の出てくる本です。 大人になったら、こんなおいしいお酒とごはんが食べれるのかー、と思いながら読んでいました。
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とってもいいお話です! ペンギン好きの大人の胸をうつでしょう。 挿絵もかわいい。一度に3回も読み返しました。
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とにかく素敵な1冊。 クリスマスシーズンになると無性に読みたくなります。 ハンバーグが恋しくなるんだぜ。
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もう一度読んでみたい、小さなころに読んだ本その1。 ペンギンの言動がかわいくって何度も読んだお気に入りだった気がするなぁ。。
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本屋を探し回っても何処にもなくて、いつか行った絵本だけの本屋でやっと見付けた一冊。 妙にクールぶってるのに、愛嬌があるペンギンがいい。毎年クリスマスになると引っ張り出して読んでしまう。
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