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西から東にかけて の商品レビュー

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シルクロードを旅して…

シルクロードを旅して描いた画家の画文集です。幻想的な風景画ちりばめられています。

文庫OFF

奥深く叙情を掻き立て…

奥深く叙情を掻き立てられる平山郁夫の作品。手頃な値段で楽しめる画文集となっています。

文庫OFF

2018/11/11

1998/1 平山郁夫展にて購入 ハガキサイズの本で、カラーの絵にエッセイ。 巻末に地図付 2011/2/13 見直す。 2011年1月18日(火)〜3月6日(日)  文化財保護法制定60周年記念  http://www.asahi.com/hirayama/特別展「仏教伝来...

1998/1 平山郁夫展にて購入 ハガキサイズの本で、カラーの絵にエッセイ。 巻末に地図付 2011/2/13 見直す。 2011年1月18日(火)〜3月6日(日)  文化財保護法制定60周年記念  http://www.asahi.com/hirayama/特別展「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」   http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=7966東京国立博物館 平成館

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2018/11/05

旅のお供に持っていった。 先日読んだ梅棹忠夫を少し念頭においていたが、あんまり関係ないといえば関係ないね。 今より不便であったろう時代なのに、本当にいろいろな所に足を運んでいらっしゃる。逆に今ではアブなくて行けなさそうな所もチラホラあるけれど。自分も見たことある景色は、ペルー...

旅のお供に持っていった。 先日読んだ梅棹忠夫を少し念頭においていたが、あんまり関係ないといえば関係ないね。 今より不便であったろう時代なのに、本当にいろいろな所に足を運んでいらっしゃる。逆に今ではアブなくて行けなさそうな所もチラホラあるけれど。自分も見たことある景色は、ペルージャ、アッシジ、アユタヤ、薬師寺、これだけ。

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2011/09/09

平山画伯の画文集です。 40点もの日本画が秀逸なのはもちろん、その背景説明がこれまた惹きこまれます。 画伯はシルクロードから始まり、中国、インド、中央アジア、ヨーロッパまで歴史遺物を訪ね歩いておられます。 描写するにあたっては、深く歴史や風俗文化まで研究されてから活写してお...

平山画伯の画文集です。 40点もの日本画が秀逸なのはもちろん、その背景説明がこれまた惹きこまれます。 画伯はシルクロードから始まり、中国、インド、中央アジア、ヨーロッパまで歴史遺物を訪ね歩いておられます。 描写するにあたっては、深く歴史や風俗文化まで研究されてから活写しておられるのが、この画文集でよく理解できました。 一番印象に残ったのは「民族の活力」。 「ある民族、ある一つの国家が世界市場に金字塔のごとき名を残すのは一度だけである、という史観を持つようになった。盛者必衰の理ではないが、どの民族にも成長期があるように、滅びることも宿命づけられているのである」。 経営者の端くれとしては、活力とは何かと丁度考えていたところでしたの感銘を受けました。 活力は成長の源泉なのですが、活力は一体どこから湧き上がるのか? 画伯がいみじくも、自身の史観の唯一の例外は中国だと指摘しています。 「中国は漢帝国で黄金時代を築き、他国の例に倣えば漢文明も最高潮に達したところで衰微していくはずが、唐の建国から再び華やかな文化を花開かせた。 ・・・・・ この時期(唐)中国は、インド文明や遠くギリシャ、ローマに源を発するヘレニズム文明を積極的に受け入れ、民族の活力を活性化することに成功した」。 とどのつまり、活力とは刺激。それも外部からの刺激ではなかろうかと思いました。 会社も活力を維持しようと思えば、外部からの刺激が必要となり、その刺激を受けつけない組織は既にして衰退の流れにはいっていると感じました。

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2010/03/18

(2009.09.19読了) 最近の平山さんをテレビで見ると、お顔がむくんできているようですが、元気で御活躍のようです。 この本は、古書店で見つけたので購入し、ちょっと息抜きに読ませてもらいました。見開く2ページに文章があり、続く2ページにカラーのスケッチが載っています。 フラン...

(2009.09.19読了) 最近の平山さんをテレビで見ると、お顔がむくんできているようですが、元気で御活躍のようです。 この本は、古書店で見つけたので購入し、ちょっと息抜きに読ませてもらいました。見開く2ページに文章があり、続く2ページにカラーのスケッチが載っています。 フランス、イギリスからはじまって、中国、朝鮮半島を通って、奈良まで、各土地での思い出をたどるという形になっています。スケッチ40枚、エッセイ40篇が収められています。一気にではないけど、ヨーロッパから日本まで、間にある国々をめぐりスケッチすることができたというのはうらやましい限りです。その間には、身の危険を感じるような体験もあったようではありますが。 平山さんは、多くの遺跡を書いていますが、僕も遺跡を見るのは好きなのでなおさらです。この本に収められている遺跡の絵の中で、僕も行ったことのあるのは、アッシジ、パルミラ、ぺトラ、奈良の4か所しかありません。 機会があれば、カッパドキア、ペルセポリス、アジャンター、アンコールワット、ボロブドゥール、敦煌、等、行ってみたいものと思います。 ●関連図書 「私たちのシルクロード」平山美知子著、実業之日本社、1977.06.10 「一本の道」平山郁夫著、講談社文庫、1978.01.15 「悠久の流れの中に」平山郁夫著、旺文社文庫、1984.07.25 「アレキサンダーの道」井上靖・平山郁夫著、文春文庫、1986.12.10 「群青の海へ―わが青春譜」平山郁夫著、中公文庫、1988.05.10 「平山郁夫素描集 敦煌への道(上)」平山郁夫著、徳間文庫、1988.05.15 「平山郁夫素描集 敦煌への道(下)」平山郁夫著、徳間文庫、1988.05.15 「西から東にかけて―平山郁夫画文集」平山郁夫著、中公文庫、1991.11.10 (2009年9月20日・記)

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