なにもないから愛にしましょう の商品レビュー
たまたまブックオフで見つけた片岡義男の単行本。 中身も確認せずに買ってしまった。 文体はいわゆる片岡義男。 その語り口で描く、性の物語。 6つの短編集。 「夢の終わるべきかたち」等
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ほとんどの作品に写真が登場する短編集。 小道具のせいもあってエロ小説と言われても仕方が無いかもしれないけど、描写がくどいわけじゃない。 むしろ会話が中心的で、特に最初の2つ「写真展のテーマです」と「記念写真」は男女の掛け合いが深くて魅力的。 たぶん私が一番最初に読んだ片岡作品で...
ほとんどの作品に写真が登場する短編集。 小道具のせいもあってエロ小説と言われても仕方が無いかもしれないけど、描写がくどいわけじゃない。 むしろ会話が中心的で、特に最初の2つ「写真展のテーマです」と「記念写真」は男女の掛け合いが深くて魅力的。 たぶん私が一番最初に読んだ片岡作品で、読み返した回数も多い。 別にこれに影響されて写真を始めたわけじゃないけど、この本に出てくるような極めてプライベートな写真も撮ってみたくなる。 文庫化していないと思ったら「美しいひとたち」とタイトルを変えて出ていた。今度「花までの距離」単行本Ver.買うついでに買おうかしら。
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