ミシェル 城館の人 の商品レビュー
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何年も前に古本屋で購入したままの本にようやく手を伸ばす。この時点で全3巻あることに気づき急いで注文。 第1巻では父親のぶっとんだエリート教育ゆえにフランス語よりラテン語を母語として育った幼年期から、パリでのびのび放埓生活を送り、故郷で高等法院の裁判官に収まるというモンテーニュの人...
何年も前に古本屋で購入したままの本にようやく手を伸ばす。この時点で全3巻あることに気づき急いで注文。 第1巻では父親のぶっとんだエリート教育ゆえにフランス語よりラテン語を母語として育った幼年期から、パリでのびのび放埓生活を送り、故郷で高等法院の裁判官に収まるというモンテーニュの人生前半が語られるが、なにより当時のヨーロッパを道案内してくれる堀田善衛の文章がいつまでも読んでいたい心地よさ。
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16世紀の宗教改革が進展している時期、フランス・ルネサンスの思想家・ミッシェル・モンテーニュの人生、そしてフランスの当時の政治、社会を克明に記す。わずか500年前といいながらこれほどの暗黒の時代とは驚きである。宗教戦争、国王一家・聖職者の性的放縦…驚くばかり。当時はユグノーと言わ...
16世紀の宗教改革が進展している時期、フランス・ルネサンスの思想家・ミッシェル・モンテーニュの人生、そしてフランスの当時の政治、社会を克明に記す。わずか500年前といいながらこれほどの暗黒の時代とは驚きである。宗教戦争、国王一家・聖職者の性的放縦…驚くばかり。当時はユグノーと言われるプロテスタントが大きな勢力を持ち、戦争にまで至っていたのが、今はカトリックさえも廃れた国フランス。百日の距離を感じる。ラテン語の社会からフランス語を国語としたフランソワ1世の政策。これも意外と国語の歴史が短いことは驚きである。カルヴァンが秘密組織を編成した独裁者との説明がたびたび登場し、キリスト教への敵意が あからさまな本ではある。(不快というわけではなく、成程そう見られるのだという感じ!)マルタン・ゲール事件という瓜二つの男のお話は、象徴的にこの時代の放縦さ、怪奇性を物語っているようだ。
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壮大な物語です。 この本の主役は「エセー」で有名な人です。 作品は知っていますがね。 この時代はまさに波乱の時代。 宗教間での醜すぎるほどの争いあいが 勃発した時代でもありました。 とにかく、醜いことこの上なし。 そんな中、コネクションで のし上がっていくこととなった ミシェル。 幼少時の教育のためなのか どこかさめたような感じなんですよね。 そして、最大の友の死は 彼を決定的に変えます。 一応結婚もしますが これまた波乱があって。 続きが気になります。
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図書館本です。 モンテーニュが普通のひと(でも65億円も財産がある、領主なので家政が大変!)なのを発見。でも大変ななかで著述を続けるのは、偏屈を通り越してやはり偉大?
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