巨食症の明けない夜明け の商品レビュー
拒食症でも過食症でも…
拒食症でも過食症でもない、「巨」食症のOL。著者の非凡な表現力は、痛々しい病の話を恐いくらい美しくも感じさせます。ラストは切ないです。
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思春期にやはり過食症…
思春期にやはり過食症になってしまい、すがるような気持ちで当時読みました(16歳位の頃)目を背けたくなるリアルな描写に松本さん本人も同じ病なのか!と思った程。でも自分は吐けるからまだマシだ…なんて主人公に妙な憐憫を覚えたりもした。「母親との関係」が実は大きなテーマのような気がします...
思春期にやはり過食症になってしまい、すがるような気持ちで当時読みました(16歳位の頃)目を背けたくなるリアルな描写に松本さん本人も同じ病なのか!と思った程。でも自分は吐けるからまだマシだ…なんて主人公に妙な憐憫を覚えたりもした。「母親との関係」が実は大きなテーマのような気がします。
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恋愛、母親との関係、…
恋愛、母親との関係、自分との対話。人間は弱い。でも誰かが支えてあげることが出来たのならこの主人公は、このような結末にならなかったと思う。
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読んだあと、辛くなっ…
読んだあと、辛くなってしまうのだけれど、ときどき読み返したくなる本。
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本当に題名どおり夜が…
本当に題名どおり夜が明けないようなラストでした。ストレス社会の現在、主人公のような立場や心情の女性も多いのでは、と考えさせられる作品でした。
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表紙に惹かれて買った!レトロっぽくてかわいい 最後の章が衝撃的、、文体も変わってるのに読んでて全然気づかなかった。可愛らしい詩集を読んでるような軽い気持ちでいたから最後の衝撃がすごかった
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赤毛のアンの翻訳した人だ! 「佐々木はしあわせな人です。律儀さと鈍感さゆえに、きあわせな人です。そんな彼のことが羨ましくなりましたが、私は、律儀で鈍感であることよりも、たとえ気の休まることがなくても、敏感であることを好みました。私のほうがよほどカウンセラーに向いているのではないかと思いましたが、しかし、やはりカウンセラーという職業は、こんな男でないと務まらないのかもしれません。」 分かる〜 小島慶子さんと似てる…母親との関係の所とか うーん…今は足りた飽和な時代とはまた違うからなんとも共感はし難い
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心情描写が素敵すぎる。ラストについては賛否があるけど、個人的には好きかもしれない。過食のイメージは「外から強いプレッシャーを受けるとそれに潰されないように内側からの圧力を欲し、内側から満タンにして圧力に反発するよつに食べる」という感じで、なんかそうじゃない過食もあるよなあと思って...
心情描写が素敵すぎる。ラストについては賛否があるけど、個人的には好きかもしれない。過食のイメージは「外から強いプレッシャーを受けるとそれに潰されないように内側からの圧力を欲し、内側から満タンにして圧力に反発するよつに食べる」という感じで、なんかそうじゃない過食もあるよなあと思っていた。内側の空虚感を埋めるために食べる感じ。「巨食」という表現に腑に落ちた。
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描写は引き込まれるのだけど・・・ すばる文学賞受賞作。第十一回、1988年くらい、かな?の作品です。 本を開いてまずびっくり、著者のブロマイド写真。 え?すばる文学賞で、なぜ?綿矢りさの蹴りたい背中でもこんなの、無かったでしょう?! と思って思わず調べちゃったよね。 『ニュ...
描写は引き込まれるのだけど・・・ すばる文学賞受賞作。第十一回、1988年くらい、かな?の作品です。 本を開いてまずびっくり、著者のブロマイド写真。 え?すばる文学賞で、なぜ?綿矢りさの蹴りたい背中でもこんなの、無かったでしょう?! と思って思わず調べちゃったよね。 『ニュースステーション』の初代天気予報担当キャスター、リポーターをしていてこの本が出て、ベストセラーになってテレ朝退社という経歴の方だからこういうことになっているのね。 さすがに30年近く経っているとその辺りの空気感は全く分からず。 大石恵がラルクのハイドと結婚した時くらいの衝撃だったのかしら、と私の知っているニュースステーションのお天気キャスター最大のニュースを思い出してみます。 冒頭のお風呂に入っているシーンから、デパートの食料品の描写など、表現は結構好きなのですが、ストーリーが、まぁ幸せなお嬢様の話、ですねといったもの。 最後10ページでがっくり来ちゃったんですよね、「えっ・・・」っていう。その構図さえなければ、ラストはあの4行でいいんですけどね。 さーっと世界観から引いてしまう自分を覚えてしまいます。 ちなみに、本人が言うまで「巨」食症とは気づきませんでした。 まぁ過食症です。
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最終章でのまさかの展開に驚愕。それまでの食への執着、きらびやかなデパートの食品売り場の描写や失恋から暴食へ向かい、その現実を何とかしようとするもどかしさが良かっただけ少々困惑。主人公は「巨食症」としての自身を肯定し「拒食症」とは違うとしながら、後半突如太るのを拒み、食べた物を嘔吐...
最終章でのまさかの展開に驚愕。それまでの食への執着、きらびやかなデパートの食品売り場の描写や失恋から暴食へ向かい、その現実を何とかしようとするもどかしさが良かっただけ少々困惑。主人公は「巨食症」としての自身を肯定し「拒食症」とは違うとしながら、後半突如太るのを拒み、食べた物を嘔吐し、つかの間の安堵を得る。そうした物語の破綻を受け入れる終わり方としては、たとえその方法しかなかったとはいえ、あまり納得がいかない。
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