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脳の探求者ラモニ・カハール の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2015/10/02

スペインの脳科学者で「ニューロン説」を提唱した、サンチアゴ・ラモニ・カハールの伝記です。 若い頃の破天荒な人物像がいきいきと描かれていて、おもしろく読みました。本書によると、ラモニ・カハールは画家を志したこともあったということですが、おなじスペイン出身のパブロ・ピカソのやはり破...

スペインの脳科学者で「ニューロン説」を提唱した、サンチアゴ・ラモニ・カハールの伝記です。 若い頃の破天荒な人物像がいきいきと描かれていて、おもしろく読みました。本書によると、ラモニ・カハールは画家を志したこともあったということですが、おなじスペイン出身のパブロ・ピカソのやはり破天荒な人生と、どこか印象の重なるところがあるようにも思います。

Posted byブクログ

2011/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 床屋外科医の息子として1852年に、スペインはピレネー山脈の麓の寒村に生れ、悪戯の限りを尽して成長した少年が長じて医学を志し、顕微鏡に出会って夢中になる。 そして脳という当時まだ斧知らぬジャングルにわけ入って、さまざまの場所の細胞の構造を明らかにし、今日の神経科学の基礎である「ニューロン説」を提唱したラモニ・カハールの生涯を、彼を導きの光として脳解剖学の道を歩んできた著者によって初めて紹介する。 [ 目次 ] 序章 スペインの星ラモニ・カハール 第1章 手に負えぬ悪童 第2章 突然の改心―医学を目指して 第3章 軍医としてキューバへ 第4章 解剖学者として再出発 第5章 ヴァレンシア大学教授として―コレラの研究とゴルジ法との出会い 第6章 バルセロナ大学教授として―相次ぐ新発見とニューロン説の提唱 第7章 マドリッド大学教授として―飽くなき研究 第8章 アメリカ合衆国訪問 第9章 数々の栄誉、そしてノーベル賞 第10章 燃えさかる研究欲―神経の変性と再生、神経グリア細胞の研究 第11章 晩年 終章 カハール研究所を訪れて ラモニ・カハール略年譜 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ