野菊の墓 の商品レビュー
純愛です。これこそが文学です!!んまぁ文学のことなんて僕にはよーわかりませんが、この本は純愛小説とでもいえばいいんでしょうか。僕は大好きです!江戸時代が終わり落ち着いた明治39年にこの小説はできました。古くてもいいものはいい。読めばわかります。 ちなみにこの小説はとても短いの...
純愛です。これこそが文学です!!んまぁ文学のことなんて僕にはよーわかりませんが、この本は純愛小説とでもいえばいいんでしょうか。僕は大好きです!江戸時代が終わり落ち着いた明治39年にこの小説はできました。古くてもいいものはいい。読めばわかります。 ちなみにこの小説はとても短いので1時間もあれば読めると思いますんで、是非その辺の古本屋さんにでも行って探してみて下さい!!多分100円くらいで置いてあるんで!
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純愛小説の名作「野菊の墓」に、「隣の嫁」、「春の潮」を収録。加え、語注、解説、鑑賞、年譜と盛りだくさんな一冊でした。それにしても、「野菊の墓」はいつ、何度読んでも泣けますね。矢切の渡しの場面と、民子のお墓の前で政夫が膝をつく場面。写実性が高いぶん、映像のようにその場面が浮かび、バ...
純愛小説の名作「野菊の墓」に、「隣の嫁」、「春の潮」を収録。加え、語注、解説、鑑賞、年譜と盛りだくさんな一冊でした。それにしても、「野菊の墓」はいつ、何度読んでも泣けますね。矢切の渡しの場面と、民子のお墓の前で政夫が膝をつく場面。写実性が高いぶん、映像のようにその場面が浮かび、バックミュージックまで聴こえてきます(けっして幻覚と幻聴ではない)。でも一番好きな場面は、やはり野菊の件でしょう。告白とはいえない、幼い問答のなのに、それでも2人はお互いの気持ちを確認しあった。ぁあ、こんな会話を一度で良いからしてみたいものです。それから、「春の潮」は、私にとってとても衝撃的でした。恋や愛についての名言が、あんなに書いてある小説も珍しいです。勉強させていただきましたよ、伊藤先生。
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潮騒と同じく純愛の物語。だけど、こちらの結末はとても悲しい。 最後の一行「幽明遥けく隔つとも僕の心は一日も民子の上を去らぬ。」 が美しく、そして悲しい。 「幽明」・・・あの世とこの世のこと。
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すっっっっっっごい綺麗なお話でした。 セカチューの元祖って意味がすんげーよくわかった。 ザ・純愛。 話的にはまぁ読めてあぁ〜って感じやけど、 やっぱり何より文体がもう!!美しい!! 日本的な美的観念が堪らない。 野菊と竜胆のくだりが素晴らしかったです。 あ、あたしが読んだのは新潮...
すっっっっっっごい綺麗なお話でした。 セカチューの元祖って意味がすんげーよくわかった。 ザ・純愛。 話的にはまぁ読めてあぁ〜って感じやけど、 やっぱり何より文体がもう!!美しい!! 日本的な美的観念が堪らない。 野菊と竜胆のくだりが素晴らしかったです。 あ、あたしが読んだのは新潮社の方です。
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すごい悲しい話だった・・・。文体が美しくってたまらんかったです。映画もあるみたいだけど、先に本で読めて良かった。音読とかもあったら聞いてみたいよ
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「民さんは、野菊のような人だ」 文学作品ではあるけれど、比較的読みやすいと思う。 姉さん女房は体裁が悪いとされた時代に、実らなかった恋。 面映い、現代だと恋と呼べるのかも分からないくらい小さな愛なのに。
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何度読んでも大号泣してしまう本。野菊のような民さん&りんどうのような政夫さんの超ウルトラ純愛。美しいよぉ(涙)
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中学のとき、読書感想文で何を書こう、って悩んでこれにしました。短いから、という理由で買ったのに(痛)、淡くて切なくて大好きな話に…。
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初恋の気持ちを失わないために、誰かを愛する気持ちに純粋さを欠けないために。「セカチュー」を読む暇があるなら、わたしはこの本を読み返すことを選ぶよ、そして何度も泣く。これこそ、美しい文体。
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