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ユーケルの書 の商品レビュー

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2010/08/01

[ 内容 ] 流謫の民として無数の災厄を呼び寄せずにはおかないユダヤ人たることを巡る無数の問いを、架空のラビによる贋の注釈と引用という遅延を通しつつ、1組の恋人たちの愛と絶望と狂気の物語へと昇華させる本書は、ブランショ、レヴィナス、デリダらの称賛を浴びた類例のないテクスト『問いの...

[ 内容 ] 流謫の民として無数の災厄を呼び寄せずにはおかないユダヤ人たることを巡る無数の問いを、架空のラビによる贋の注釈と引用という遅延を通しつつ、1組の恋人たちの愛と絶望と狂気の物語へと昇華させる本書は、ブランショ、レヴィナス、デリダらの称賛を浴びた類例のないテクスト『問いの書』シリーズ全7部作の第2部にあたる。 [ 目次 ] 白い空間 種子のなかと徴しのなかのサラとユーケルの肖像 閉じられた眼の声 書物との絆 書く習慣 ユーケルの日記 時間の外の恋人たちの対話 ヴェールと処女 死の反逆 過去と過去の対話 ガブリエルへの手紙〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ