星をのんだかじや の商品レビュー
ファンタジーと、童話…
ファンタジーと、童話や児童文学が好きな方なら、避けて通ることはないであろうトールキン。トールキンというと、長編作が有名ですが、短編もうまいです。
文庫OFF
トールキンのファンタジー。 壮大な指輪物語もいいけれど、こういう子どもに読み聞かせしたくなるような昔話的なお話もいいです。
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壮大なファンタジーを書いたトールキンが晩年に書いたという小品。ウートン大村で24年に一度の二十四年祭の最終日、子どもたちのためにつくられる大きなケーキ、料理番頭が持っていた箱には妖精の国から来たという星があった…。 短編ながら、ちょっと不思議な雰囲気を持った面白いお話だが、かじや...
壮大なファンタジーを書いたトールキンが晩年に書いたという小品。ウートン大村で24年に一度の二十四年祭の最終日、子どもたちのためにつくられる大きなケーキ、料理番頭が持っていた箱には妖精の国から来たという星があった…。 短編ながら、ちょっと不思議な雰囲気を持った面白いお話だが、かじやが入り込む妖精の国の描写や、人間たちの世界との関わりあいといったところに、トールキンの創り出した世界観が反映されているともいわれ、なんとも興味深い。 といっても、私は、『ホビットの冒険』だけで、『指輪物語』は読んだことがないんですけどね…。 ポーリン・べインズの挿絵がまたいい感じ。 単行本のトールキンの小品集には、前出の『農夫ジャイルズの冒険』と、これ、の他もう一作と詩があるようです。
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