「自己発見」の心理学 の商品レビュー
論理療法の本ではあるのですが、全体的に散漫。途中からはおじさんのお小言みたいになってしまっているのが残念。
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自分探しみたいな気恥ずかしいタイトルですが、中身は悩み解消の為の本です。 人生で窮極的に存在するのは各自の受け取り方の世界であるという哲学(=現象学)で悩みを解消していきます。 A(出来事)、B(受け取り方=ビリーフと呼ばれる)、C(結果、悩み)とすると、Cの源泉はAそのもの...
自分探しみたいな気恥ずかしいタイトルですが、中身は悩み解消の為の本です。 人生で窮極的に存在するのは各自の受け取り方の世界であるという哲学(=現象学)で悩みを解消していきます。 A(出来事)、B(受け取り方=ビリーフと呼ばれる)、C(結果、悩み)とすると、Cの源泉はAそのものではなくBであるとする考え方です。 勿論、それが全てではないとの断りもありますが。 そこで、いかにBを変えていくかが悩み解消の糸口となります。 (1)事実に基づいているか(2)論理性はあるか(3)人を幸福にするか、がBの検証ポイントです。 中盤以降は社会生活、学習生活、家庭生活、職業生活、それぞれについて具体的な例から悩み解消に向かっていきます。 世の中は自分のためにあるわけではない、当然の事なのですが不都合があるとつい忘れてしまう自分に気付かされました。 フラストレーションはよくない、と考えるのではなく、フラストレーションのなかでどう生きるか、を考えた方が不快感が減少するとはその通りだなと思います。 何かあったときの原点回帰として一生付き合える本です。
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論理療法にもとづいて、思い込みを論理的に検証し、考え、事実の受け止め方を変えるというのは納得できる。「なおそうとするのではなく、わかろうとする」という言葉もなるほどと思った。 しかし、家庭の項では、あまりにも現実的(プラグマティズム)で、論理療法の域を超えているのではないか思う...
論理療法にもとづいて、思い込みを論理的に検証し、考え、事実の受け止め方を変えるというのは納得できる。「なおそうとするのではなく、わかろうとする」という言葉もなるほどと思った。 しかし、家庭の項では、あまりにも現実的(プラグマティズム)で、論理療法の域を超えているのではないか思う。
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著者の経験話がいたるところで出てきて多少読みにくい。だけど、ビリーフを変えれば生きやすいという考え方には大賛成!
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