湾岸馬賊 の商品レビュー

大鶴義丹【著】

2024/10/27

刊行されて33年が経つのですが、なんとなく気になって読んでみました。
コミック・湾岸ミッドナイト（楠みちはる著）をイメージボード（深夜の湾岸高速、主人公の愛車等）に綴られた物語という感じなのでしょうか？
実際著者はビデオシネマとして実写版湾岸ミッドナイトの製作・主演を務めていました。
タイトル"湾岸馬賊"にあるように、深夜の湾岸高速を舞台に行われていた狂走の世界を描かれているのかと思いましたが
期待したほど狂走の描写は少なく、少々肩透かし感が拭えない印象でした。
作品自体はとても読みやすく、サクサクと読み進められましたが
個人的にはガッカリ感が残る感じです。