エーゴン・シーレ の商品レビュー
昨夏のウィーン旅行での新たなる発見だったエゴン・シーレの書簡集。帯には昂揚的な言葉が並んどりますが、戦争に対する不安(第一次大戦はやはり史上の大転換となった事件と理解すべきなんだろう、語弊があるかもしれないが日本では何だが影が薄い感じで捉えられている(まぁ当方の理解不足を押し広げ...
昨夏のウィーン旅行での新たなる発見だったエゴン・シーレの書簡集。帯には昂揚的な言葉が並んどりますが、戦争に対する不安(第一次大戦はやはり史上の大転換となった事件と理解すべきなんだろう、語弊があるかもしれないが日本では何だが影が薄い感じで捉えられている(まぁ当方の理解不足を押し広げているだけかもしれません)。)と生計の立て方(要はお金をどう稼ぐか)の2点にこの本の魅力は収斂するような気がする。 そうです、生活を立てるために芸に向き合うというのは芸術家のとるべき態度でないなんてことは絶対になく、むしろそのために必死に作品を生み出す姿勢・実践こそが芸術家のあるべき姿かと当方は理解しております。 まぁそれにしてもまた夏のウィーンで安価で美味い黒ビールと肉料理を食べて、街歩き・美術館巡りをしたいもんです、はい。
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