植物の知られざる生命力 の商品レビュー

岡本尚【著】

2013/04/01

読んだけれどほとんど意味が分からず、
一体何の仕事をしているのか理解に苦しむ。
「電位差」という問題は、
きわめて重要な役割を果たしているのか。

植物体を壊さないままで、
植物体内でおこっていることをときどきつかまえる方策。
植物機能の電子計測」
植物の細胞内には、非常に高い圧力（膨圧）をもっている。
植物が、乾燥に対する生存戦略として、

①体表をおおうウエットスーツークチクラ層の発達
②細胞壁という水ポテンシャルの自動調節装置と膨圧という貯金
③根と地上を結ぶエレベータ、維管束系（通道組織）の発達
④縁の下の力持ちー想像を絶する根茎の発達

「植物細胞では、時間的に、分裂的生長が行われ、
ついで細胞壁の合成と溶質の取り込みによる伸張生長。
植物個体では、軸性がはっきりしている。」

酸生長説
植物組織に酸を与えると成長速度が早くなる。
ひまわりの胚軸片が、
ＰＨ６以上の溶液環境であるとほとんどのびないのに、
ＰＨ４以下の酸性になると急速にのびる。