文化人類学を学ぶ人のために の商品レビュー
米山俊直・谷泰『文化人類学を学ぶ人のために』。文化人類学の入門書という感じだった。文化人類学そのものについて(対象、手法)、いわゆる典型的な民族分類(狩猟採集、農耕、都市)、そして主要なテーマ(ジェンダー、通過儀礼、親族、交換、宗教と権力)について基本的な見方を示してくれる。 ...
米山俊直・谷泰『文化人類学を学ぶ人のために』。文化人類学の入門書という感じだった。文化人類学そのものについて(対象、手法)、いわゆる典型的な民族分類(狩猟採集、農耕、都市)、そして主要なテーマ(ジェンダー、通過儀礼、親族、交換、宗教と権力)について基本的な見方を示してくれる。 当然っちゃ当然なんだけどあのレヴィ=ストロースでもまだ西欧中心主義みたいな結論を出してしまう部分があるのだな、という点。は驚きだった。ここからいろいろ広げていけそうだけど、レヴィ=ストロースとかいく前にもう一冊くらい入門書を読んでおきたいなー。 それにしても終章「文化の森に近づく人のために」はこの本のなかで唐突に哲学的な言葉づかい・言い回しがでてくるのでむっずかしかったな。このあたりに慣れてないとレヴィ=ストロースやらに当たるのはむずかしそうでもある。
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前半はフィールドワークについてとか、他色々 後半のほうは民族誌が載っていた。 クラやレヴィ=ストロースの話しなど
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