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物語 イタリアの歴史 の商品レビュー

4.2

15件のお客様レビュー

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2026/01/05

物語 イタリアの歴史 目次 第一話 皇女ガラ・プラキディアの物語 ラヴェンナの石棺 テオドシウス帝の出撃 テッサロニケの暴動と宗教改革 テオドシウスの死 名将スティリコの死 ローマ陥落 プラキディアの不幸 摂政プラキディア 太妃の死 第二話 女伯マティルデの物語 ローマ教皇と...

物語 イタリアの歴史 目次 第一話 皇女ガラ・プラキディアの物語 ラヴェンナの石棺 テオドシウス帝の出撃 テッサロニケの暴動と宗教改革 テオドシウスの死 名将スティリコの死 ローマ陥落 プラキディアの不幸 摂政プラキディア 太妃の死 第二話 女伯マティルデの物語 ローマ教皇と新時代 髭の殿様の野望 新教皇グレゴリウス七世 教皇と皇帝の確執 ハインリヒ四世の反撃 マティルデの復讐 教皇ウルバヌス二世の十字軍布告 第三話 聖者フランチェスコの物語 異形の修行者フランチェスコ 旧秩序の亀裂 軌跡 フランチェスコ修道会 フランチェスコの隠棲と死 サン・フランチェスコ聖堂 第四話 皇帝フェデリーコの物語 皇帝フェデリーコ ノルマン・イタリア王国の繁栄 新帝誕生 ローマ帝国復興計画 フェデリーコ皇帝の勝利 皇太子ハインリヒの反乱 ロンバルディーア都市連合 ローマ侵攻と戦火の拡大 第五話 作家ボッカチオの物語 ボッカチオの恋 虚構の繁栄の崩壊 フィレンツェの躍進 黒死病の襲来 危機の世紀 『デカメロン』の周辺 ナポリに残るボッカチオの時代 第六話 銀行家コジモ・デ・メディチの物語 フィレンツェ共和国 チョンピの蜂起 フィレンツェとミラノの対立 サン・ロレンツォ聖堂建築 フィレンツェの勝利 メディチ党総帥コジモの災厄 ヴェネツィアのコジモ メディチ独裁時代 フィレンツェ・ルネサンス コジモの死 第七話 彫刻家ミケランジェロの物語 少年ミケランジェロ 「豪華な人」−−メディチ家の栄華 ロレンツォ・デ・メディチの死 夢枕に立ったロレンツォ メディチ家一党独裁の崩壊 レオナルドとの対立 ダヴィデの巨像 ユリウスの教皇就位 ユリウス二世以後のこと 西欧カトリック世界の分裂 「最高の巨匠」の不幸 第八話 国王ヴィットリオ・アメデーオの物語 「正義」の激突 宗教戦争の戦火 不遇のガリレオ 大国のはざまのピエモンテ アメデーオの行動 スペイン継承戦争 裏目に出た退位 第九話 司書カサノーヴァの物語 ベッドの中の奇人大公 ヴェネツィアの治水対策 歓楽の首都ヴェネツィア 天才色魔の乱行 パリのカサノーヴァ 束の間の故郷 過去に生きる司書 終焉 第十話 作曲家ヴェルディの物語 イタリア共和国 秘密結社・炭焼党 パルマ公国領のオルガン弾き 試練 革命家マッツィーニ 歌劇『ナブッコ』 新たな独立統一の波 妻ジュゼッピーナ 統一成る 時代の終わりと死 あとがき イタリア史年表(三七八−−−一九〇〇) 皇女ガラ・プラキディア、女伯マティルデ、聖者フランチェスコ、皇帝フェデリーコ、作家ボッカチオ、銀行家コジモ・デ・メディチ、彫刻家ミケランジェロ、国王ヴィットリオ・アメデーオ、司書カサノーヴァ、作曲家ヴェルディの十人を通して、ローマ帝国の軍隊が武装した西ゴート族の難民に圧倒される四世紀末から、イタリア統一が成就して王国創立宣言が国民議会で採択される十九世紀末までの千五百年の「歴史=物語」を描く。 ISBNコードISBN978-4-12-101045-2 https://www.chuko.co.jp/shinsho/1991/10/101045.html

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2025/04/01

古代ローマの都でありながら、その歴史は分裂と栄枯盛衰に彩られているイタリア。その分裂の時代の長さ故に各都市の特徴は千差万別で、イタリア人のアイデンティティは今なお各都市に根付いている。「アドリア海の女王」と呼ばれ商業で発展したヴェネツィアも、メディチ家のお膝元トスカーナのフィレン...

古代ローマの都でありながら、その歴史は分裂と栄枯盛衰に彩られているイタリア。その分裂の時代の長さ故に各都市の特徴は千差万別で、イタリア人のアイデンティティは今なお各都市に根付いている。「アドリア海の女王」と呼ばれ商業で発展したヴェネツィアも、メディチ家のお膝元トスカーナのフィレンツェも没落し、統一に動き出したのはトリノを都とするピエモンテ。ヴィットーリオ・エマヌエーレとカブールからではなく、ヴィットーリオ・アメーデオからピエモンテの話が始まるので興味深い。フランスという大国に面しているからこその強かさ。 中公新書の物語シリーズの中でも、本作は特に物語感が強い。各時代を生きた著名人を取り上げながらリレーしていく構成で、ローマ帝国末期の皇女ガラ・プラキディアに始まり統一期の作曲家ヴェルディで締める。人選がとても渋く、通史では一文化人としてしか登場しない芸術家を主役に置いていたりするのが面白い。 特に二人目の人物マティルデは、世界史を学んだ者ならば誰もが知る「カノッサの屈辱」の舞台となったカノッサ城主で、皇帝と教皇の対立が彼女の視点から語られている。

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2025/01/12

面白く、楽しく学べる。イタリア観光したくなった。 ただ強いて言えば、2のほうが素人にとっときやすいテーマが多かったような気がする。(先に2読んだ)

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2024/12/07

アペニン半島の通史を、人物に焦点を当てながら物語る一冊。 教皇庁が強力な支配権を維持するために、イタリアの政治的統一を嫌っていたというのは、なるほどと納得。ダンテの「神曲」がホメロスやヴェルギリウスに劣らぬ世界文学の傑作となり、そこで使われていた俗語がイタリア語となり、国民統一の...

アペニン半島の通史を、人物に焦点を当てながら物語る一冊。 教皇庁が強力な支配権を維持するために、イタリアの政治的統一を嫌っていたというのは、なるほどと納得。ダンテの「神曲」がホメロスやヴェルギリウスに劣らぬ世界文学の傑作となり、そこで使われていた俗語がイタリア語となり、国民統一の凝集力として大きな歴史的な意味を持っていく、という言語から見た歴史のダイナミズムも面白い。フィレンツェとミラノの対立は、その源泉から見れば共和制ローマと帝政ローマ、表現された芸術的側面から見れば反ゴシックとゴシックの対立。旅して見た二都市の建物や雰囲気の違いを鮮やかに思い出しながら楽しく読んだ。 「あとがき」は短いが読み応えがあった。著者は、歴史=物語として語り継ぐ重要性に触れている。一つの国という概念ではなく、人物に焦点を当て、さまざまな地域の境目を超えて、時間が流れているという視点を大切に書いた著者の根底にあるのは、歴史的記述を国家単位でなすことへの疑義なのだと思う。

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2021/12/26

まるでイタリアの各都市を歴史散歩しているような錯覚になる筆致。コロナが収まったら、是非行ってみたくなる。

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2020/01/03

☆☆☆2020年1月☆☆☆ 1、皇女ガラ・プラキディアの物語 2、女伯マティルデの物語 3、聖者フランチェスコの物語 4、皇帝フェデリーコの物語 5、作家ボッカチオの物語 6、銀行家コジモ・デ・メディチの物語 7、彫刻家ミケランジェロの物語 8、国王ヴィットリオ・アメデーオの...

☆☆☆2020年1月☆☆☆ 1、皇女ガラ・プラキディアの物語 2、女伯マティルデの物語 3、聖者フランチェスコの物語 4、皇帝フェデリーコの物語 5、作家ボッカチオの物語 6、銀行家コジモ・デ・メディチの物語 7、彫刻家ミケランジェロの物語 8、国王ヴィットリオ・アメデーオの物語 9、司書カサノーヴァの物語 10、作曲家ヴェルディの物語 イタリアの解体(ローマ帝国)から、再統一まで1000年以上の歴史をたどる壮大なロマン。有名な人物から、あまり知られていない人物まで。 イタリアの歴史を語るうえで欠かせないのはローマ教皇。 僕は昔から「カノッサの屈辱」が大好き(・・・と言っていいのかどうか) という意味では 「2、女帝マティルデの物語」は教皇グレゴリウス7世の人となりがわかって実に面白かった。どんな頑固者だったのだろう。しかし、その厳しさで人をひきつけるカリスマでもあったのだろう。

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2018/11/04

・現在のカノッサは古城の廃墟に風が吹くばかり、たまに訪れる観光客のほかは住む人とてない ・1453年、東ローマ帝国の首都を完全に包囲した14万のトルコ軍団は、皇帝メフメト2世の号令下、総攻撃を開始。防戦二カ月余、ついにコンスタンティノープルは陥落 ・フィレンツェでメディチ家ゆかり...

・現在のカノッサは古城の廃墟に風が吹くばかり、たまに訪れる観光客のほかは住む人とてない ・1453年、東ローマ帝国の首都を完全に包囲した14万のトルコ軍団は、皇帝メフメト2世の号令下、総攻撃を開始。防戦二カ月余、ついにコンスタンティノープルは陥落 ・フィレンツェでメディチ家ゆかりの場所を訪ね歩けばきりがないが、ウッフィーツィ美術館だけは見逃すまい

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2015/06/23

イタリアの歴史に、知識不足な私には、教科書の試験に出る単語を思い出すぐらいの作品でしかなく、思い入れが生まれるような物語ではなかった。 司書カサノーヴァは、興味が出たが。 私以外の人達の評価・感想を見たら、自分にはイタリアの歴史に関する知識が不足している事を痛感させてくれた作品...

イタリアの歴史に、知識不足な私には、教科書の試験に出る単語を思い出すぐらいの作品でしかなく、思い入れが生まれるような物語ではなかった。 司書カサノーヴァは、興味が出たが。 私以外の人達の評価・感想を見たら、自分にはイタリアの歴史に関する知識が不足している事を痛感させてくれた作品。

Posted byブクログ

2013/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

紀元後2000年を8人の人物の時代史を描くことにより、イタリアそのものの歴史を分かりやすく提示してくれるものです。ラヴェンナ、アシジ、フィレンツェ、ナポリ、トリノなどの都市の歴史も同時に学べます。つまり西ローマ帝国滅亡の直前の皇女ガラ・プラキディア、十字軍が始まった頃の女伯マティルデ、教皇全盛期時代の聖者フランチェスコ、皇帝派と教皇派が争った時代の名君・皇帝フェデリーコ、作家ボッカティオ、銀行家コジモ・デ・メディチ、彫刻家ミケランジェロ、国王ヴィットリオ・アメデーオ、司書カサノーヴァ、作曲家ヴェルディ。政治、経済、そしてその後も長い間、文化先進国としてヨーロッパをリードしたイタリアが都市国家の対立・抗争に明け暮れている間にスペイン・フランス・オーストリア等の諸外国の支配に悩まされ、追い越され、ついに国家統一されるまでの歴史を語ったものです。VERDIの綴りがイタリアの愛国心を鼓舞し、「ナブッコ」の「黄金の翼に乗って」の大合唱と共に、イタリア統一戦争が繰り広げられて行ったという記述には感動でした。今までよく知らなかった天才色事師カサノーヴァなども大変興味深かったです。

Posted byブクログ

2013/06/23

(1993.09.30読了)(1991.10.31購入) 解体から統一まで (「BOOK」データベースより)amazon 皇女ガラ・プラキディア、女伯マティルデ、聖者フランチェスコ、皇帝フェデリーコ、作家ボッカチオ、銀行家コジモ・デ・メディチ、彫刻家ミケランジェロ、国王ヴィットリ...

(1993.09.30読了)(1991.10.31購入) 解体から統一まで (「BOOK」データベースより)amazon 皇女ガラ・プラキディア、女伯マティルデ、聖者フランチェスコ、皇帝フェデリーコ、作家ボッカチオ、銀行家コジモ・デ・メディチ、彫刻家ミケランジェロ、国王ヴィットリオ・アメデーオ、司書カサノーヴァ、作曲家ヴェルディの10人を通して、ローマ帝国の軍隊が武装した西ゴート族の難民に圧倒される4世紀末から、イタリア統一が成就して王国創立専言が国民議会で採択される19世紀末までの千五百年の「歴史=物語」を描く。

Posted byブクログ