シベリア追跡 の商品レビュー
当時のソ連批判ばかりで光大夫についての記述は少ない
大黒屋光太夫の軌跡を現地取材で体験という事だが、当時(40年前)のステレオタイプのソ連社会を揶揄し馬鹿にした話しばかりで厭になった。光大夫についての記述は1割もないので、全く参考にならなかった。もちろん、椎名ファンにとっては、軽妙洒脱な文体が冴えて読み物としては面白いだろうけど。
奥田末治
いい話。自分もこうい…
いい話。自分もこういう風に足跡を残したいと思った
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江戸時代、難破してロ…
江戸時代、難破してロシアにたどり着き、苦難の末帰国した大黒屋光太夫の足跡をだどる紀行文。井上靖の「おろしや国酔夢譚」とセットでどうぞ。
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江戸時代の漂流民・大…
江戸時代の漂流民・大黒屋光太夫の足跡を求めて現代シベリアへその足跡を追った作品。
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川端康成氏の「おろし…
川端康成氏の「おろしや国酔夢譚」に書かれている大黒屋光太夫と16人の船乗りたちが荒らしで今のロシアへ漂流してしまい日本へ帰るために10年かかった旅を、椎名さんが旅するお話。
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1980年代、ソ連時代の取材旅行という意味では、一種の歴史的なものになる。 二百年前の冒険者たちの軌跡を追うという旅は、変わらぬ自然の威力をまざまざと感じさせる。 極寒の地の人々の生活ぶりは、驚異としかいいようがない。 「こういうところにも、人々の生活があるのだ」と、感嘆す...
1980年代、ソ連時代の取材旅行という意味では、一種の歴史的なものになる。 二百年前の冒険者たちの軌跡を追うという旅は、変わらぬ自然の威力をまざまざと感じさせる。 極寒の地の人々の生活ぶりは、驚異としかいいようがない。 「こういうところにも、人々の生活があるのだ」と、感嘆する。 シーナの文章が冴える。 真剣さが、とてつもなくおかしかったり、「信じられな~い!」という状況を絶妙な表現で伝えてくれる。 笑ったり、「う~ん」と唸ってしまったり、とにかく、面白い!!
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大黒屋光太夫のロシア漂流を追う、シベリア横断の旅。 大黒屋光太夫のロシア漂流は、井上靖の「おろしや国粋夢譚」で読んだことがあります。三重から漂流して千島まで流されてロシア人に助けられ、帰国を求めてシベリアを横断してサンクトペテルブルグの女王に会いに行きます。結局帰国が許されて北...
大黒屋光太夫のロシア漂流を追う、シベリア横断の旅。 大黒屋光太夫のロシア漂流は、井上靖の「おろしや国粋夢譚」で読んだことがあります。三重から漂流して千島まで流されてロシア人に助けられ、帰国を求めてシベリアを横断してサンクトペテルブルグの女王に会いに行きます。結局帰国が許されて北海道に送り届けられますが、日本では幽囚の身となって余生を送る実話です。この本は20世紀に生きる著者が、その経路を追った旅行記です。 大黒屋光太夫の記録には無い、生のシベリアの姿が伝えられてとても面白い。20世紀であっても、シベリアの過酷さは昔と変わらないのかもしれない。夏場の蚊の来襲に悩まされ続ける一行の記述が、シベリアの過酷さを感じさせる。 シベリアを行くなら、やっぱり蚊に襲われないシベリア鉄道でしょうかね。ちなみに一行には、ロシア語翻訳家でエッセイストだった若い頃の故米原万里さんも参加していたようです。
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これも夏におすすめ。マイナス50度の世界。 大黒屋光太夫という漁師がロシアの果てまで漂流し、日本に帰れるように過酷なシベリアをペテルブルクまで横断した行程を追ったもの。
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