言葉はいらない の商品レビュー

エマゴールドリック【作】,橘高弓枝【訳】

2014/11/15

0年代始めらしいドラマチックな展開。
心理的に傷を追い、失語症のヒロインが、作家のブライアンと知り合うことで成長する、乙女らしいトキメキと葛藤を描く。
口がきけないことで、大人しく従順だと思われているマンディ。そんな彼女のジレンマが可愛い。
鬱ロマっぽいシリアスでドラマッチックな雰囲気だが、彼女の行動は稚拙なヒロイズム、そんな彼女を微笑ましく見守りたくなるロマ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4130.html

2011/10/21

☆3.7　32歳農場に住む小説家+21歳孤児。[more]14歳の時、アフリカのウタンギの平和軍の診療所で虐殺により医師である両親を失いショックで声が出せなくなり軽度の恐水症になる。ボランティアで診療所の秘書をしている。21歳の誕生日に医師に連れられて行ったヒーロー宅でのパーティの帰りに雨に打たれたヒロインは肺炎になりヒーロー宅で看病を受ける。回復後、タイピストとしてヒーローに雇われ、彼の叔母の策略で結婚。ヒーローを狙う幼馴染に殺されかける。ヒーローは人の話をあまりきかない癇癪持ちで手話ができないので、ヒロインは詳しい説明ができずもどかしい思いをしている。グレートデン大活躍。