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3000回殺された男 の商品レビュー

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2024/05/11

私は任侠映画が好きでけっこう録画しており、昔の作品に殺され役で一瞬だけ映る彼の姿を探すのも楽しみの1つなのだ。いないときはちょっと寂しい(笑 脇役の作品はもちろんだが、準主役の『さらば映画の友よ』を見れば彼がいかに魅力的な役者かがわかる。NHKのドラマ『國語元年』なんてよかったよ...

私は任侠映画が好きでけっこう録画しており、昔の作品に殺され役で一瞬だけ映る彼の姿を探すのも楽しみの1つなのだ。いないときはちょっと寂しい(笑 脇役の作品はもちろんだが、準主役の『さらば映画の友よ』を見れば彼がいかに魅力的な役者かがわかる。NHKのドラマ『國語元年』なんてよかったよなぁ。 なので、役者論や演技論をもっと深掘りしてほしかった。 本書の刊行時(1991年)は彼もまだ存命なのであとがきにあるように「半生記」なのだが、このわずか4年後の1995年に54歳で亡くなってしまうことを思えば(そうじゃなくても)もう少しページ数があってもよかった。 いろんな作品のエピソードがもっとあるはずで、そういう意味で本書は「薄味」なのだ。これは著者のせいではなく編集サイドの判断だろう。 あと、どうでもいい自社広ではなく、著者がこれまで出演した作品一覧でも入れたほうがよっぽどいいのになぁ。

Posted byブクログ