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逃げろ、ボクサー の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2019/12/01

田尾安志と長崎啓二のリーディングヒッター争い、スクイズを嫌う東海大四高校の監督など。こちらも20年前に読んだ記憶が蘇る。

Posted byブクログ

2018/11/19

ボディビルダーについて書かれた「果て無き渇望」という名ドキュメント本があるけどこの「筋肉栽培法」というノンフィクションドキュメントは山際淳司という人が書いた「逃げろ、ボクサー」という本の中の一編。 書かれているのは「鍛える理由」等の著者で元全日本ボディビル王者にして東大教授石井...

ボディビルダーについて書かれた「果て無き渇望」という名ドキュメント本があるけどこの「筋肉栽培法」というノンフィクションドキュメントは山際淳司という人が書いた「逃げろ、ボクサー」という本の中の一編。 書かれているのは「鍛える理由」等の著者で元全日本ボディビル王者にして東大教授石井直方先生の現役時代の話。 短編集からなる1冊 表題の作品、「逃げろ、ボクサー」はボクシング世界王者になった大橋秀行氏のの兄である大橋克行氏 について描かれた作品。 世界チャンピョンにはなれなかったが、克行氏のボクシングスタイルに脱帽 いかに打たれずにその試合を終えることができるか。 すべてをなげうっての泥臭さより、スマートな試合とでも言おうか、 絶対にできるという計算のもと試合をしている、極限状態での冷静さに驚く。

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2017/11/16

古本屋で懐かしい山際さんの名前を見つけてゲットしました。どちらかといえばマイナーなスポーツや主人公を多く取り上げた作品です。 山際さん。やはり読みやすいですね。肩肘張ってないというか、変に力が入っていなくて、淡々と(そして多分)本質を上手くつきます。 どの位の綿密な取材をされ...

古本屋で懐かしい山際さんの名前を見つけてゲットしました。どちらかといえばマイナーなスポーツや主人公を多く取り上げた作品です。 山際さん。やはり読みやすいですね。肩肘張ってないというか、変に力が入っていなくて、淡々と(そして多分)本質を上手くつきます。 どの位の綿密な取材をされたのか、作品中の言葉は、本当に主人公自身の物なのか、それとも山際さんの思いなのか、なんとなく判別しづらい感がします。ルポのようでもあり、小説めいた所もあるのですが、そこが山際さんの持ち味ですね。

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2017/04/13

普段あまり日向に出てこない、日陰のスポーツ選手にフューチャーした小説。 スターでないといえども、一人ひとりのスポーツ選手の持つ美学がかっこいいです。

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2016/03/27

筋肉栽培法が目的で購入。 チャンピオンが異常なメニューを淡々とこなしていく様が予想以上に良かった。

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2015/03/29

 1974年生まれの自分にとっては、懐かしい内容が多いです。そうでなくても、幼すぎた自分の知らないところで、名前だけは聞いた選手たちが、こんなことをしていたのか、と感慨深く読む話もあります。  水野雄仁とか、田尾安志とか。高校野球の監督の話も、人材育成という点からして、面白い...

 1974年生まれの自分にとっては、懐かしい内容が多いです。そうでなくても、幼すぎた自分の知らないところで、名前だけは聞いた選手たちが、こんなことをしていたのか、と感慨深く読む話もあります。  水野雄仁とか、田尾安志とか。高校野球の監督の話も、人材育成という点からして、面白い。

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2013/07/22

これ、本当におもしろい。 表題になってるボクサーも。 初めてスクイズや監督の出すサインについても理解ができた。

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2009/10/04

スポーツノンフィクションというジャンルは山際淳司で知った。有名な選手はモチロンのこと、高校野球の無名な選手に対しての丹念な取材。そのとき何を思っていたのか、実際にどうプレイされたのかが精密に再現されていく。スポーツでは全て一瞬で終わってしまうプレイの中にも様々な思いが錯綜する。山...

スポーツノンフィクションというジャンルは山際淳司で知った。有名な選手はモチロンのこと、高校野球の無名な選手に対しての丹念な取材。そのとき何を思っていたのか、実際にどうプレイされたのかが精密に再現されていく。スポーツでは全て一瞬で終わってしまうプレイの中にも様々な思いが錯綜する。山際淳司が亡くなってしまい新刊が出されないのがすごく残念だ。

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2009/10/04

決してスポットライトを浴びるスポーツマンだけが、人に感動や思いを伝えるのではないと、以前から思っている。 観客もほとんど訪れないような小さな大会、いや、試合があることさえ知られていない、そこに出場している選手しか知らない試合であっても、そこに秘められたもの、そこでの情熱は存在する...

決してスポットライトを浴びるスポーツマンだけが、人に感動や思いを伝えるのではないと、以前から思っている。 観客もほとんど訪れないような小さな大会、いや、試合があることさえ知られていない、そこに出場している選手しか知らない試合であっても、そこに秘められたもの、そこでの情熱は存在する。 そんないくつかのスポーツのシーンを切り取った山際淳司らしい一冊。 『 勝ちたい。  負けたくない。  それは、あらゆるスポーツにおける特有の心理だ。ある一日のなかの、区切られた時間のなかでたたかわれる。それがゲームというものだ。そこで負けたくないと、誰しもが思う。それがゲームというものだ。人生の、ほかの時間では敗者であったとしても、あるいはそれゆえにこそ、このゲームには勝ちたいと願う。勝つことによって自信をつけることができるのだ、という。栄光をつかむことができるのだ、という。』

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2009/10/04

短編集。スポーツの、そしてそれを通した人生のスタンスを追求する話が多い。 球史に残る名場面の裏側に、どんなドラマがあったのか。それは、ひとりひとりが持っている「人生」 というドラマの中に、ふたつとない場面として残っている。 表題のボクサーについては、本編外にあとがきで締め括られて...

短編集。スポーツの、そしてそれを通した人生のスタンスを追求する話が多い。 球史に残る名場面の裏側に、どんなドラマがあったのか。それは、ひとりひとりが持っている「人生」 というドラマの中に、ふたつとない場面として残っている。 表題のボクサーについては、本編外にあとがきで締め括られているのでこちらも読んでおこう。

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