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ハーレムワールド の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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女性は拍手喝采!男性…

女性は拍手喝采!男性にはブーイングがされそうな本です。自由奔放(ちょっと自分勝手?!)なサユリがいい。でも私がいちばん好きなのはティエンです。私なら他の男の相手はそこそこにティエン優先にするのになあ。

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 こんな風には生きら…

 こんな風には生きられないけど ある意味羨ましいというのが本音ですね。自分の思いのまま生きられたら いいんですけど世間と言うものは偏見に満ち溢れている

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相変わらずの詠美ワー…

相変わらずの詠美ワールド。一読しただけでは気分が悪くなるかもしれません。特に男性。これが無理ならアニマルロジックをどうぞ。もう少し分かりやすいです。

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美人で陰のあるサユリ…

美人で陰のあるサユリはモテモテ。でも最後にサユリを慕ってくれたのは…

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複数の男性と一度に交…

複数の男性と一度に交際する美しくかっこいい女性の話です。勝気でわがままで、でも弱い所も持っている主人公がかかれています。

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2021/04/01

黒人との混血であるサユリは、ティエン、シンイチ、スタンといった男たちと自由に交際していますが、男のほうが彼女に執着を示しはじめると、彼女は身をひるがえし去っていきます。そんな彼女のふるまいに、男たちは翻弄されながらもますます魅かれていきます。 著者の比較的初期の作品で、これぞ山...

黒人との混血であるサユリは、ティエン、シンイチ、スタンといった男たちと自由に交際していますが、男のほうが彼女に執着を示しはじめると、彼女は身をひるがえし去っていきます。そんな彼女のふるまいに、男たちは翻弄されながらもますます魅かれていきます。 著者の比較的初期の作品で、これぞ山田詠美といった世界観がわかりやすいしかたで表現されているように感じます。「あとがき」には、「私はこの作品を、男たちに読んでもらいたい。絶対に損はしないよ。本当だよ。きっと女の愛し方が上手くなる」と書かれていて、男たちが変わる可能性を著者が信じていたようですが、わたくし自身は自分が度し難い衆生であることをたしかめるように本作を読みました。 すこし気になったのは、中年の外交官がサユリに執着する自分が許せないために彼女に別れを告げるところや、サユリをめぐって張りあうシンイチとスタンのあいだにホモ・ソーシャルな連帯が生まれるところで、サユリはけっきょくはそうした男たちの態度を受け入れているようにも思えます。そうだとすると、著者は男たちが変わる可能性を素朴に信じているのではないのかもしれません。

Posted byブクログ

2015/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんだかまったりした本を読みたいな~。って思って 思いついたのが山田詠美の本。 この人の作品って、 たいした。って言うか、複雑なストーリーじゃないのに なんだか実が詰まってて読み応えがあるのよ。 この本のストーリーは サユリという混血の女の子が、いろんな男とつきあって 一人の男に辿りつくお話。 簡単に言えばそういうことなんだけどね~ それだけじゃないのよね。 いろんな描写がほんとに上手くて メイクラブのことも書いてあるんだけど この人の作品は、映画を観てるような感覚で読めるから好き。 主人公のサユリって言う女も 自分勝手極まりないのに、何故かすごく魅力的だし 理にかなってるとこがすごく素敵。 自分はそういうことできないから 憧れに近い感じかな? やっぱり山田詠美の本って好きだな~。

Posted byブクログ

2010/12/24

この作品をクリスマス・イヴに読了するのも、また乙なのではないだろうか。 はじめは、セックスばっかりか!と思ったが、自分の人生を振り返ってみると、 決して人のことを言えた義理ではないことに気づき、思い直る。 確かに、セックスの描写が多く、「ペニス」「ファック」などの卑猥な言葉...

この作品をクリスマス・イヴに読了するのも、また乙なのではないだろうか。 はじめは、セックスばっかりか!と思ったが、自分の人生を振り返ってみると、 決して人のことを言えた義理ではないことに気づき、思い直る。 確かに、セックスの描写が多く、「ペニス」「ファック」などの卑猥な言葉や表現が連立しており、 それこそ、例えば電車なんかで、隣の女性に覗き込まれると、 「あんた真剣な顔して官能小説を読んでいるの?」 「あんた私の隣で、官能小説読んで興奮してるの?気持ち悪い」 などという意味合いを含んだ、怪訝な表情を向けられるのが容易に想像でき、怖くなった。 そんな時おれは、これは決して官能小説ではない、そんな目的で読んではいない、と固く意思を持った目で見返すことができるのか自信がなかった、ということもある。 中盤にさしかかった辺りで、激しく後悔と反省の念がこみ上げてくると同時に、夢中で読み進めることができた。 おれもサユリの真珠の尻に敷かれてみたい。 だがきっとそれは叶わぬ夢であり、サユリには全く相手にされないのであろう。 そればかりか、二度と股間が復活できない位に激しく罵られ、泣きじゃくるに違いない。 男を磨こう二千十一。

Posted byブクログ

2010/03/19

この女性の生き方に賛同するかはべつとして、一つのハーレムが出来上がりそして壊れて行く様は迫力があった。 山田詠美の文章は好き。綺麗だと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

山田詠美の本は、ひたすら結構読んだけど、基本的にどの本がどういう内容なのか、今イチ覚えられない。なので、コメントはなし

Posted byブクログ