イラン農民25年のドラマ の商品レビュー
イランのバーザール研究をしている坂本氏の言葉を借りれば、「地を這うような」研究を、イラン農村でつづけていた大野盛雄氏。 主にシーラーズ近郊の農村に滞在し、パフラヴィー政権時代に実施された農地改革がどのように末端の村に浸透したのか、しなかったのかを丹念に調査し、書き出した労作。 ...
イランのバーザール研究をしている坂本氏の言葉を借りれば、「地を這うような」研究を、イラン農村でつづけていた大野盛雄氏。 主にシーラーズ近郊の農村に滞在し、パフラヴィー政権時代に実施された農地改革がどのように末端の村に浸透したのか、しなかったのかを丹念に調査し、書き出した労作。 著作からにじみ出るイラン人の懐に入り込む氏の能力は、大金を払ってでも手に入れたい。
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(1996.11.11読了)(1990.01.30購入) (「BOOK」データベースより)amazon 著者は1964年以来、たびたびイランの農村に長期滞在し調査を重ねてきた。農民たちは、地主に搾りあげられた極貧の時代から、国王の農地改革、ホメイニーのイラン革命、対イラク戦争を経...
(1996.11.11読了)(1990.01.30購入) (「BOOK」データベースより)amazon 著者は1964年以来、たびたびイランの農村に長期滞在し調査を重ねてきた。農民たちは、地主に搾りあげられた極貧の時代から、国王の農地改革、ホメイニーのイラン革命、対イラク戦争を経てどのように対応していったか。共同体的規制の耕地制度、村の権力機構の解体過程を基軸に、農民たちの日常生活、沈黙、反抗、したたかな生き様を25年間にわたって記録する画期的な試み。
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