ショージ君の「ナンデカ?」の発想 の商品レビュー
短足はなぜ長い足より…
短足はなぜ長い足よりカッコいいのか、飛行機で「乗り慣れてるもんね」ポーズをとる秘訣は、料理番組はなぜあのようにせわしないのか、など身近なことに関するちょっとした思いつき、疑問を徹底追及。
文庫OFF
すっかりショージ君にはまり、今年に入って5冊目になる。おまけに既に購入したストック本が数冊あるのだ。面白すぎて毒ですな。
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東海林さだおの本の中で2冊目に読了。 気に入ったのは、「校歌」と「人間が空を飛べたら」。 「校歌」は秀逸。 確かに、謙遜した校歌は聞いたことがない。 かといって、「偏差値50」と校歌に歌うのは・・・実に面白い発想である。 「人間が空を飛べたら」 昼休みにサラリーマンが電線に飛んでいってビールを飲んでいる姿を想像したら、笑えてきた。 フライトセットにかけて、ドライブスルーならぬフライトスルー、エアスルー、スカイスルーなどもでてくるのではないか。
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「ショージ君の「ナンデカ?」の発想」4 著者 東海林さだお 出版 文藝春秋 p90より引用 “人間にこれほどの難儀をかける履物がほかにあるだろうか。” 漫画家でありエッセイストである著者による、 日常の色々な細かい事を描いたエッセイ集。 長い足についてから即席ラーメンについてまで、 ユーモアあふれる文章で楽しく書かれています。 上記の引用は、 サンダルについての項の中の一文。 確かにサンダルはすぐにすっぽ抜けて、 私もあまり好きではない履物です。 その点、 すっぽぬけを防止する為にかかとに引っかかりを作った、 スポーツサンダルはとても素晴らしい発明だと思います。 通気性のよさで思い出したのが、 何年か前に靴屋で見かけたドライブ用と書かれた、 足の指の辺りに多くの通気穴が空けられたカジュアルシューズ。 これと同じように穴の空いた革靴を作れば、 革靴を常用する職業の方達の水虫予防に良さそうな気がします。 正式な場でも通用するように、 偉い人たちが決めてくれればすぐに普及しそうに思います。 まぁ水虫薬を作っている製薬会社は困るかもしれませんが、 そのときはさらに予防をする為の、 靴用の抗菌スプレーなんかが作られるようになるのでは? ただこういう通気の良い靴の難点は、 雨が降ってきたなどぬれる状況で酷い事になるのが早いこと、 ちょっとの水たまりでもすぐぐじゅぐじゅになって、 とほほ。 ーーーーー
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この人ほんとうにいわゆる「どうでもいいこと(お風呂のフタとか)」に対してあれこれ考えて書いてるなあ、と思います。小学生くらいの頃に初めて読んだ時は「面白い!」て感じだったけれども、10年近くたった今では「論理的にどうなの???」と疑問を感じてしまう。嫌なオトナになってしまったのか...
この人ほんとうにいわゆる「どうでもいいこと(お風呂のフタとか)」に対してあれこれ考えて書いてるなあ、と思います。小学生くらいの頃に初めて読んだ時は「面白い!」て感じだったけれども、10年近くたった今では「論理的にどうなの???」と疑問を感じてしまう。嫌なオトナになってしまったのか・・・ でもやっぱり、こういうくだらない(失礼!)エッセイというのは荒んだ時勢における一杯のあたたかいお茶みたいなポジションとして大切なような気もする。おおげさに言うと。 「五十を過ぎたらカオに責任をもて」 50歳を過ぎたら人間性が外面に出るようです。どうなんだろう。
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