界面と界面活性物質 の商品レビュー

鈴木洋(著者)

2011/11/26

界面活性剤は環境に与える負荷が大きい。微生物にとって不味いので中々分解されにくいと言うことを聞いてから、台所用洗剤など出来るだけ界面活性剤が入ってない物を使うようにしている。だが、よく知りもしないで避けるのもなんだからと思い勉強するつもりで読んだのだが、あまりにも本格的な本だった。
馴染みのない言葉の多さに原子記号、幾何学的な図解などはっきりいってほとんど理解不能・・・分かったことといえば、界面活性物質は多種多様で生活の中あらゆるところで使われているということ。あと、天然界面活性剤というものもあるということ。
はじめにの中で「従来の狭義の界面活性剤にとどまらず－中略－特定の部内の専門家の方々はもちろん、他分野の方々や学生の皆さんが－」とあった。私が知りたかったのは、むしろその狭義の方・・・完全に選択を間違えました。