1,800円以上の注文で送料無料

ムーミン谷の夏まつり の商品レビュー

4.3

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/11/03

ムーミンといえば、70年代アニメ世代で、原作など全く読んだことがなかったのだが、娘の影響か3.11後だからなのか、今になって読んでいる。よく言われることだが、世界の終わりとか災害など、生き物の存在を脅かすような恐怖を背景を持つことの多い原作は、明らかに子供向けのアニメよりも深くて...

ムーミンといえば、70年代アニメ世代で、原作など全く読んだことがなかったのだが、娘の影響か3.11後だからなのか、今になって読んでいる。よく言われることだが、世界の終わりとか災害など、生き物の存在を脅かすような恐怖を背景を持つことの多い原作は、明らかに子供向けのアニメよりも深くて暗く、全編を通じて個々の存在の弱さと愚かさ、そして温かさが描かれているように思う。「夏祭り」では、24人の孤児を抱えて右往左往したり悪態を吐いたりするスナフキンが新鮮。というか、アニメのスナフキンが完璧すぎるんだと思う。人間の負の感情を丹念に描いてある小説を読むと妙に安心するのだが、そういう意味でもムーミンシリーズはなにかしらの不安を抱える人の心にそっと寄り添ってくれる。

Posted byブクログ

2011/10/23

またまた大発見! ニョロニョロは種から生まれる! スナフキンが24人の子供達を助けてあげるお話が好き。

Posted byブクログ

2010/09/12

この「夏まつり」はシリーズ中でいちばん好きかもしれない。 ムーミン谷に大津波が押し寄せて、谷が水浸しに。 流れてきた不思議な家のような建物に乗り移ってみんなで移動するのですが、その家はお芝居をする舞台だった、という話。 いちばん好きなところは、「公園番へのかたきうち」の章...

この「夏まつり」はシリーズ中でいちばん好きかもしれない。 ムーミン谷に大津波が押し寄せて、谷が水浸しに。 流れてきた不思議な家のような建物に乗り移ってみんなで移動するのですが、その家はお芝居をする舞台だった、という話。 いちばん好きなところは、「公園番へのかたきうち」の章。 「わらったり、口ぶえをふいてはいけない」とか「草原でとびはねるべからず」とかたくさんの「してはいけない」看板が立っている公園。厳しく管理をしている公園番を、スナフキンとちびのミイがやっつける話。 ニョロニョロって種から生まれるって知らなかった! この「夏まつり」のお話は、挿絵が秀逸。 みんな切り取って飾りたくなるようなものばかり。 ちびのミイが中で眠っている裁縫かごを、スナフキンが釣り針でひっかけて覗き込んでいるところとか、舞台衣装を着て顔を赤らめているミムラとか。 白黒なのがまたいいのです。 今回のスナフキン語録。 「たいせつなのは、自分のしたいことを、自分で知ってるってことだよ。」

Posted byブクログ

2010/04/02

「たいせつなのは、自分のしたいことを、自分で知ってるってことだよ。」 いい事言うなぁ、スナフキン! そーだ、そーだ。もうちっと気合いを入れて読まなくちゃ。

Posted byブクログ

2010/03/13

洪水に始まり、次々と起こるいろんな出来事が水が退いていくのと一緒にきちんと良いように収まっていくのがすばらしいです。とても楽しいです。

Posted byブクログ

2011/10/01

スナフキン好きにはたまらないシーンがありすぎるwww アニメ版を見たことある人なら、その時の様子がありありと分かるし、もう一度見たくなる。 にしても、スナフキンかっけー。

Posted byブクログ

2009/10/04

09/01/26読了 なんというか一家の順応性SUGEEEEEEE スナフキンが子供の面倒みてるの可愛かった

Posted byブクログ

2009/10/04

どんなに大変な事態にまきこまれても、それを楽しんでしまうムーミン一家のすごさを知りました。ムーミンママは本当にすごい!心配してもしかたないということを知っているのか、大変なことになっているのに気づかないのか、ふだんどおりの生活をしています。

Posted byブクログ

2009/10/07

平和な6月のムーミン谷。とつぜんおしよせた大洪水。流れてきた1けんの大きな家に、ムーミン一家はすみつきました。ところがそれは劇場でした。一家はすっかり劇団気分で……。

Posted byブクログ

2009/10/04

ムーミン谷の冷淡だから結果的に優しいような物語が大好き。 この本は特に印象的な名言が多いような気がする。 「ここには、わけのわからないことが、いっぱいあるわ。だけど、ほんとうは、なんでもじぶんのなれているとおりにあるんだと思うほうが、おかしいのじゃないかしら?」 「どうも、ここ...

ムーミン谷の冷淡だから結果的に優しいような物語が大好き。 この本は特に印象的な名言が多いような気がする。 「ここには、わけのわからないことが、いっぱいあるわ。だけど、ほんとうは、なんでもじぶんのなれているとおりにあるんだと思うほうが、おかしいのじゃないかしら?」 「どうも、ここの連中は、ぼくとまるっきりちがうなあ。あいつらは、ものを感じるし、色も見えれば、音もきこえ、あばれまわりもする。ところが、なにを感じたり見たりきいたりしたかも、なぜあばれまわるかも、ぜんぜん気にしちゃいないんだ」 「ほんとに、あの子たちのことが、そんなにかなしいのかい」「いいえ、ちょっとだけよ。だけど、こんなにないてもいい理由があるときには、いちどきにないておくの」

Posted byブクログ