スターリン体験 の商品レビュー
半生を振り返る形でスターリンとの関わりについて書かれてる。 最後の方でクレムリン脇のアレクサンドル庭園にある石碑について書かれてる。 95年に訪露したとき、なぜサン=シモンやプルードン、ヘーベルにプレハーノフの名が刻まれた石碑がこんな所にあるのか不思議で仕方なかったのだがそのこと...
半生を振り返る形でスターリンとの関わりについて書かれてる。 最後の方でクレムリン脇のアレクサンドル庭園にある石碑について書かれてる。 95年に訪露したとき、なぜサン=シモンやプルードン、ヘーベルにプレハーノフの名が刻まれた石碑がこんな所にあるのか不思議で仕方なかったのだがそのことがわかっただけでも大きな収穫だった。
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・「極光のかげに」の高杉一郎氏の本。抑留時代をもっと掘り下げるのかと手に取った。 ・そしたら12章くらいまでは、氏がどうしてエスペランティストとなったか、ソヴィエト・ロシアをどう観察していたか、についてで、俺の理解を越えてた。 ・読み込むには、マルクス主義、社会主義、初期のソ連に...
・「極光のかげに」の高杉一郎氏の本。抑留時代をもっと掘り下げるのかと手に取った。 ・そしたら12章くらいまでは、氏がどうしてエスペランティストとなったか、ソヴィエト・ロシアをどう観察していたか、についてで、俺の理解を越えてた。 ・読み込むには、マルクス主義、社会主義、初期のソ連についての知識が必須だったな。スターリン、トロツキーについてはもっと知りたい。 ・著者が戦前から抑留までのソ連との関わりを通して答えを出したスターリン批判。 ・スターリンがエスペラントを否定する事からスターリンの間違いや方向転換を見出す部分が良く分からなかった。言語ってのがマルクス主義や社会主義やスターリニズムの中でどう位置付けられているか俺は知らないのだ。 ・後半「極光〜」と少しかぶる内容は純粋に楽しめた。 ・エスペラントって割と楽しそう。好奇心以外は無いんだけど、この言語を学ぶ人たちってのはみんなインターナショナリズムなんかを信じてる人たちなのかな。言葉はあくまで思いを伝え合うための道具だ、ってのが俺の信念だから、必要性の他に言語を学ぶきっかけってのが良く分からない。なので、エスペラントを学ぶ前にもうちょっと英語を伸ばそうと思う。英語の方がまだ日常的に必要だから。 ・同時代ライブラリーは紙がいい。質の高い紙で製本されてるから読んでて気持ちいい。感触が全然違う。
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