イエスに邂った女たち の商品レビュー
宗教という観点で見れ…
宗教という観点で見ればあまり読むのも進まないが、人間同士の交流という点で読んだらなかなか。
文庫OFF
初読み遠藤周作。いちキリスト者として、遠藤さんの独特のものの見方が実に面白かったです。マグダラのマリアについての項目やちょっと悪女っぽい女性が遠藤さんのお好み?「この女は口説けそう。この女はお堅いからちょっと…」みたいな不遜なユーモアある(?)視点も垣間見れて、楽しく読ませていた...
初読み遠藤周作。いちキリスト者として、遠藤さんの独特のものの見方が実に面白かったです。マグダラのマリアについての項目やちょっと悪女っぽい女性が遠藤さんのお好み?「この女は口説けそう。この女はお堅いからちょっと…」みたいな不遜なユーモアある(?)視点も垣間見れて、楽しく読ませていただきました。ほかの本も読みます。
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先日「遠藤周作で読むイエスと十二人の弟子」を読んだ。そちらは生前のエッセイや著書からの引用でまかなっていたが、本書は全編を通じて遠藤節が味わえる。 『赤毛のアン』シリーズの中に「求婚する前に、彼女の父親の支持政党と母親の教派を調べておけ」という処世術が出てくる。男性と女性で信...
先日「遠藤周作で読むイエスと十二人の弟子」を読んだ。そちらは生前のエッセイや著書からの引用でまかなっていたが、本書は全編を通じて遠藤節が味わえる。 『赤毛のアン』シリーズの中に「求婚する前に、彼女の父親の支持政党と母親の教派を調べておけ」という処世術が出てくる。男性と女性で信仰のありようが違うのは、今も昔も変らない。 思うに、多神教のはびこる未開のヨーロッパへ布教するには、十二使徒や聖母・マグダラ両マリアのタレント性が不可欠であろう。 第9章「かくれ切支丹のマリア」は興味深い。切支丹の教義の中で、イエスの贖罪の対象は人類に非ず、まさかの……。
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タイトル:イエスに逢った女たち 著者:遠藤周作 発行日:1990年 出版社:講談社文庫 イエスに関わった人物たちの話で、妹のマリアはもちろん、ヘロデという王様もでてきます。 普段のイエスの話とは違った深い話が書いてあるのでとても興味深かったです。
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色々とわかりやすくてよかったです。 女性のことについてわかりにくいこととかがあったので、これを読んで「あ〜そういうことか!」っと思ったり、わかったりすることがありました^^
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