命の授業 の商品レビュー
宇佐美さんの『教育哲学問題集』でこれを読めということだったので、読んでみた。 T:あなたにとって大切な人は誰ですか。 T:その人に値段をつけるとすると、いくらですか。 T:科学的に調べたら次のようになりました。 【人体成分表】60kgとすると 水、炭素、アンモニア、石灰…計30...
宇佐美さんの『教育哲学問題集』でこれを読めということだったので、読んでみた。 T:あなたにとって大切な人は誰ですか。 T:その人に値段をつけるとすると、いくらですか。 T:科学的に調べたら次のようになりました。 【人体成分表】60kgとすると 水、炭素、アンモニア、石灰…計3000円 T:文句のある人はいますか。 板書後に、いじめで自殺した子の新聞記事を読む。 そして感じたことを言わせる。 最後にコメントカードを配り、今日のテーマと感想を書く。 特徴は価値を教え込まない、「事実」に対して、子どもたちがテーマについて考えればいい、教師自身の考えを言わない。 これを読む前に人体成分表の授業は受けてことがある。2年前のセミナーだからか確かにインパクトはあるが、それでも同様の授業多々ある。1990年代にこれを発表する意義は強いと思うが(今よりも徳目主義的かつ心情主義的だから)。 ちょっと真似してみたいが、この授業だけで一冊にするほどの価値はあるのだろうか(著者はそれに価値を見出している p.133)?? (まっちー)
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