うちの子が、なぜ! の商品レビュー
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80年代は今以上に親や学校の教師などが体罰などを用いて力で支配するのが当たり前の時代だった。加害者たちの行ったことは、私個人としては死刑となってもおかしくないと思っている。 しかし一方で親や周りの大人たちがこの加害者たちに向き合わず一人の人間としてではなく、自分たちの都合のいいように支配をしようとしていたことに憤りを感じた。それでいて自分たちはまともに子供を育ててきたといった形の供述を行っている。 こうした中、私自身も親として子供と向き合っているのか。改めて考え直すきっかけとなった。
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図書館にて借りました。 初めて少年法について考えるきっかけになった本です。 この事件は薄っすらとは知っていましたが、世代が離れていて詳しくは知りませんでした。 今回こちらを読んで、100%落ち度のない被害者の無念。 加害者少年の残忍さ、少年法の甘さがよく解りました。 加害者少年の家族関係にも触れていますが、親となった今複雑な気持ちで読みました。 犯人4人のうち2人は再犯したそうです。 更生とは何なのでしょう。
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