都市・集まって住む形 の商品レビュー
これも鳴海先生の助教授時代の本。 日本を含めて伝統的な村落や町の集約的な住み方の分析。 一番おもしろいのは、西ドイツのウェットランドの丸くなって住む集落。(p48) もう一つは、今でも台湾でたくさんある商店の軒先が雁木のようにアーケードで連続していること。あれが、1...
これも鳴海先生の助教授時代の本。 日本を含めて伝統的な村落や町の集約的な住み方の分析。 一番おもしろいのは、西ドイツのウェットランドの丸くなって住む集落。(p48) もう一つは、今でも台湾でたくさんある商店の軒先が雁木のようにアーケードで連続していること。あれが、1900年の台湾家屋建築規則によっているとは知らなかった。(p81) ちょっと、住宅おもしろ物語のような本です。 なんか、今は、URも行政改革で痛めつけられていて、この中で提案されているような、シェアハウスとか、間仕切り変動自主なスケルトンとか、試みるチャンスがなくなったのが惜しい。 そういう先進的な実験住宅は、民間デベロッパーではできないので、URの建築部隊に新しい住宅の提案を是非、実現してほしいと思う。
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