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都市・集まって住む形 の商品レビュー

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2012/07/04

 これも鳴海先生の助教授時代の本。  日本を含めて伝統的な村落や町の集約的な住み方の分析。  一番おもしろいのは、西ドイツのウェットランドの丸くなって住む集落。(p48)  もう一つは、今でも台湾でたくさんある商店の軒先が雁木のようにアーケードで連続していること。あれが、1...

 これも鳴海先生の助教授時代の本。  日本を含めて伝統的な村落や町の集約的な住み方の分析。  一番おもしろいのは、西ドイツのウェットランドの丸くなって住む集落。(p48)  もう一つは、今でも台湾でたくさんある商店の軒先が雁木のようにアーケードで連続していること。あれが、1900年の台湾家屋建築規則によっているとは知らなかった。(p81)  ちょっと、住宅おもしろ物語のような本です。  なんか、今は、URも行政改革で痛めつけられていて、この中で提案されているような、シェアハウスとか、間仕切り変動自主なスケルトンとか、試みるチャンスがなくなったのが惜しい。  そういう先進的な実験住宅は、民間デベロッパーではできないので、URの建築部隊に新しい住宅の提案を是非、実現してほしいと思う。

Posted byブクログ