ブルー・リボリューション の商品レビュー

ルークカイバース(著者),武部俊一(訳者),石田裕貴夫(訳者)

2010/06/04

たくさんの海の側面を描いた本。
その海は輸送の歴史、
戦争としての海、
そして資源としての海など…

どれもわかりやすく書かれていますし
非常にためになります。
一番面白かったのはやはり輸送の歴史ですね。
昔は海が沸き立っているとの迷信もあったんですから。

2009/10/04

もともとＴＶの特集番組で放送されたのを本にしたものです。
人間と海との関わりについて、漁業・海運・資源・医療・海戦・環境問題など多岐に渡っています。
一応サイエンス物ですが、決して難しい科学書ではなく、主に人間の生活との関わりに焦点を絞り、そこから無理なくアカデミックな話へと展開してます。
本書が出版されたのは、環境問題が叫ばれ、一般の人々にも認識され始めた1990年でした。
人間にとっての海の重要性を説き、そのうえで我々が海をどう扱っているか？未来はどうなるか？
エルニーニョや海面上昇といった問題も例に挙げて言及しています。

ニン、トン♪