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よい子悪い子 の商品レビュー

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2018/01/28

 平井先生の本はこれが4冊目になります。  はじめに、我々が思っている「よい子」の定義が、実は間違っていることが指摘されています。つまり、すなおなのがよい子ではないということです。  確かに、自分が扱いやすい方がいいような気になってしまうのは、鋭い指摘です。  次に、じゃあ...

 平井先生の本はこれが4冊目になります。  はじめに、我々が思っている「よい子」の定義が、実は間違っていることが指摘されています。つまり、すなおなのがよい子ではないということです。  確かに、自分が扱いやすい方がいいような気になってしまうのは、鋭い指摘です。  次に、じゃあどういう子がよい子なのか、例を挙げながら説明が進んでいきます。そこでキーワードになっているのは、意欲と自発性です。  私自身も、意欲のある子が少なくなってきたように感じていますので、とても切実感のある問題として、読むことができました。  最後に、しつけもけじめも必要ないと筆者は主張します。このあたりは賛否両論あると思います。ただ、表面的にはしつけをやめよう、けじめは必要ないと言っていますが、よく読むと、しつけの仕方を変えようと言っているように感じました。そのポイントは、ずばり「思いやり」です。  全体的に見て、かなり理想論のような気もしなくもありませんが、子育てにうまくいってないと感じたら、読んでみる価値のある1冊ではないでしょうか。

Posted byブクログ