世界一のスーパーリッチセールス学 の商品レビュー
倉原忠夫さんはスピリチュアルを活用した成功哲学のはしりのような方で、今で言うと斎藤一人さんのようなものでしょうか。「ワープ成功法」などの成功哲学の著書を色々出していました。 本書はセールスがテーマなのですが、「セールスマンは心理学者なり」と書いているように、心の状態を重視して...
倉原忠夫さんはスピリチュアルを活用した成功哲学のはしりのような方で、今で言うと斎藤一人さんのようなものでしょうか。「ワープ成功法」などの成功哲学の著書を色々出していました。 本書はセールスがテーマなのですが、「セールスマンは心理学者なり」と書いているように、心の状態を重視しています。曰く、イメージ、気、潜在意識、宇宙意識、……。 氏は大卒後ブリジストンに入社され、新人時代から色々と活躍して武勇伝が広まっていたようです。だからセールスマンとしては優秀だったようです。 「一位よりも一流主義でいこう」 なんていいこと書いています。1990年発行の本だから、SMAPの「世界で一つだけの花」(2003年)より先のことですよ。 そして何と、本書の巻頭にはロッキー青木さんの推薦文が掲げられています。 「ようするにビジネスとは人間と人間との関わりであって、そのチャンスにどれだけ相手と打ちとけあえるかがポイントとなろう」 「そんな彼のセールスに対する学書ならば、どなたが読まれてもきっと役に立つであろう」 倉原氏の文章は分かりやすく読みやすいので、本書も気軽に読めて元気が出る内容となっています。 つまり、話すことや書くことが上手い、ということは、その才能を悪い方向に働かせると「人を騙す」ということに使うことも可能ということです。 倉原氏は後に未公開株関係で告訴され、会社が破綻しています。 そういった後の事情を知った上で本書を読むと、また一味違った読み方ができると思います。 OLDIES 三丁目のブログ “スピリチュアル成功哲学活用・セールスの本【ロッキー青木推薦】” https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/05/08/204836
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