交流分析のすすめ の商品レビュー
「キッチンドリンカーの妻には夫の愛情、育児ノイローゼの母親には社会性のある交流、そして、青年のターゲット・ストロークといえば、ほぼ信用されることと相場が決まっている」(P.85) 決め付けはいかんね!けど、その割り切りのおかげで、入門者には読みやすい。
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うーんそうかもしれないね、でもよくわかんないね、という読後感。こういうのを本で読むことの限界を感じる。
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「人間はみな自分の内部に3つの私を持っている」 という考えを基に、3つの人格を十分に自覚し、さまざまな生活状況のもとでそれらを自由に駆使できるように自分を訓練していくことを目的とする交流分析(Transactional Analysis)を、概論から方法、事例を加えなが...
「人間はみな自分の内部に3つの私を持っている」 という考えを基に、3つの人格を十分に自覚し、さまざまな生活状況のもとでそれらを自由に駆使できるように自分を訓練していくことを目的とする交流分析(Transactional Analysis)を、概論から方法、事例を加えながら、簡単にわかりやすく教えてくれる本でした。 交流分析の方法は、表面的に頭で納得しても、いざそれを実行するとなると大変な作業だよおおおおとなりました。これは難しい。ストロークの法則とか納得はしましたが、実行ってなると難しいよー。ストローク貯金難しい。脚本分析をして、ゲームに陥っているなと思えたとしても、いざ抜け出そうとしても本当に難しい。臨床域の方はストロークが不足しているとしたら、ストロークプランの5がうまくできなくて、Th.が鏡の役割となって補うということなのでしょうか。 「基本的構え」として3つの人格バランスができあがる要因として、幼少期の親との関わり方だ、歪みであると断定しているところが少し衝撃でした。そうなってしまうと、どうにもならないから持っている性格を変えるのではなく、パターン分析して実地で行動(パターン)を変えていきましょうということになるのでしょうか。歪みというのと相まって少し認知行動療法を思い出しました。 自己理解を深めて、あぁこういうパターン傾向があるから気をつけよう、と意識はできるようになるのかも。後からでも意識できるのとできないのとでは違うのかなぁ(・ω・)? 自己理解は後の説明づけで省みた時に自分で納得できるかどうかの手助けになる気はします。それを活かせるかどうかはまた別問題なのでしょうが・・orz 「愛とは相手のために、相手本位に時間を与えることにある」(T・ブラトエー) という精神分析の考え方が、しっくりと物凄く印象に残りました。 交流分析はエゴグラムの基礎となる概念でもあり、エゴグラム(TEG)を解釈するためには知っていた方がいいのだな、と思いました。もっと交流分析の勉強をしたくなる1冊でした。
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杉田峰康先生は、日本における交流分析の第一人者である。産業カウンセラーの受験勉強をした時も、杉田先生の本が一番わかりやすく、大いに参考になった。 本書は交流分析の基本をきっちりと押さえながら、実生活にも活用できるように書かれている。なにより読みやすく理解しやすい。 交流分析に関心...
杉田峰康先生は、日本における交流分析の第一人者である。産業カウンセラーの受験勉強をした時も、杉田先生の本が一番わかりやすく、大いに参考になった。 本書は交流分析の基本をきっちりと押さえながら、実生活にも活用できるように書かれている。なにより読みやすく理解しやすい。 交流分析に関心のある人にはおすすめしたい一冊。
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