噂の定番 の商品レビュー

北野誠(著者)

2023/01/09

　トランクルームを解約するため古い本を処分中。よって最近は以前購入した本ばかり読んでいます。
　本書の第１章は噂話の分析、第２章は写真集の批評、袋とじの付録は危険な噂集。バブルが始まる前の1989年前後の時代が封じ込められています。
　ラジオ番組のノリで書かれていて、リアルタイムで読んでいたら面白かったでしょうが、全て今となっては昔のことです。
　何でこんな本を古本屋で買っていたのかというと、浪人中に「誠のサイキック青年団」を聴いていたからでした。私もずず黒いサイキッカーだったのです。
　大学はこの番組を聴けない地域だったので聴くのをやめてしまったのですが、その後竹内義和が小林よしのりと歴史改竄の共著を出して驚いたものです。
　雑誌「噂の真相」に掲載された「言論業界相関図」では「なにわの言いっ放し」として北野＆竹内コンビが小林陣営として描かれていました。
「誠のサイキック青年団」はその後不可解な番組終了に至り、北野誠さん自身も活動停止となったようです。
　その後北野さんは復帰し、現在も活動されていますがかの事件の真相については噂のネタにもならないほど謎に包まれているようです。

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　噂のメカニズムを科学する【噂の定番】北野誠
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