絵本・物語るよろこび の商品レビュー
福音館書店の編集者として、多くの名作とされる絵本の刊行に努めてきた著者の絵本にかんする文章を収録しています。 第二章「絵本のおもしろさ」では、著者がすすめる7作品の解説がなされています。また第三章「絵本に生きる・人と表現」では、著者が出会った絵本作家や画家たちの人物像が記されて...
福音館書店の編集者として、多くの名作とされる絵本の刊行に努めてきた著者の絵本にかんする文章を収録しています。 第二章「絵本のおもしろさ」では、著者がすすめる7作品の解説がなされています。また第三章「絵本に生きる・人と表現」では、著者が出会った絵本作家や画家たちの人物像が記されています。とりあげられているのは茂田井武、寺村輝夫、土方久功、堀内誠一、中谷千代子、吉田遠志、林明子で、とりわけこれら作家たちの創作現場に著者が編集者として立ち会ったさいの記憶がつづられており、興味深く読みました。
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福音館書店の社長にして、絵本編集者の第一人者であった著者の絵本評論集。わかりやすく書いてあるので、読みやすいことは確か。ただし、この人の本にしてもなお、感覚的、主観的な評論が抜け切らないことに私はもう一つ不満が残るのだが。
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