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幻想世界の住人たち(Ⅲ 中国編) の商品レビュー

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2022/02/15

 中野美代子『中国の妖怪』を読んだ勢いで借りる。  前半は同工異曲の妖怪が列挙されるばかりで、ミニマルミュージックを聴かされているようだ。  後半から面白くなる。不満を挙げると、借りたのは第7刷なのに、助詞が抜けた文章が多い。ほか、247頁「前進に羽毛が生えています」は「全身に」...

 中野美代子『中国の妖怪』を読んだ勢いで借りる。  前半は同工異曲の妖怪が列挙されるばかりで、ミニマルミュージックを聴かされているようだ。  後半から面白くなる。不満を挙げると、借りたのは第7刷なのに、助詞が抜けた文章が多い。ほか、247頁「前進に羽毛が生えています」は「全身に」の誤変換だろう。  窮奇に鳥山石燕は「かまいたち」と当て字したが、本国の窮奇はかまいたちと性質がまるで違う。  「鬼(き)の行動範囲は、最大で1日288km」、こういうトリビアが楽しい。

Posted byブクログ

2009/10/04

同シリーズの中国編。世界創造の話である「盤古と女か」から始まる、中国の妖怪達を細かく紹介している。身近な国と思われがちだが、妖怪に関しては日本では知られていない者が多いため、ざっと眺めるだけでも興味がそそられるだろう。

Posted byブクログ