一億人の手塚治虫 の商品レビュー
手塚治虫の生涯を切り抜き編集で追跡した、全558ページの分厚い一冊。少年時代(0〜17歳)、赤本マンガの覇者(18〜21歳)、早すぎた巨匠(22〜26歳)、四面楚歌(27〜32歳)、虫プロ狂騒曲(33〜39歳)、マンガ王国の崩壊(40〜45歳)、不死虫(46〜51歳)、生涯新人(...
手塚治虫の生涯を切り抜き編集で追跡した、全558ページの分厚い一冊。少年時代(0〜17歳)、赤本マンガの覇者(18〜21歳)、早すぎた巨匠(22〜26歳)、四面楚歌(27〜32歳)、虫プロ狂騒曲(33〜39歳)、マンガ王国の崩壊(40〜45歳)、不死虫(46〜51歳)、生涯新人(52〜60歳)。 天才であるけれどもそれにも増して努力の人だということを感じずにはいられません。特に中ごろ、虫プロ・虫プロ商事倒産前後の苦悩と劇画全盛へのジレンマに対する手塚治虫の肉声は、真に迫っていて凄いです。
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手塚治虫に関する雑誌・新聞記事をそのまま抜粋して、「マンガの神様」の生涯をたどるという画期的な企画(でも発刊当時、著作権をめぐって結構もめたらしい)。編集の面白さを子供ながらに教えられた本。ちなみに同書をまとめるにあたって中心になったのは“編集家”竹熊健太郎。
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