1,800円以上の注文で送料無料

競馬狂想曲 の商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2015/02/11

阿佐田哲也が選者となった競馬エッセイ集。 大昔に買ったので、今や紙は茶色くなり、表紙のカバーもないまま、しかし幾度の引越しでも捨てられることなく、本棚に収まってきた。新刊を切らした合間に少しずつ再読。 シービー、ルドルフが走り、秋の天皇賞が2000mになったりジャパンカップが始ま...

阿佐田哲也が選者となった競馬エッセイ集。 大昔に買ったので、今や紙は茶色くなり、表紙のカバーもないまま、しかし幾度の引越しでも捨てられることなく、本棚に収まってきた。新刊を切らした合間に少しずつ再読。 シービー、ルドルフが走り、秋の天皇賞が2000mになったりジャパンカップが始まった時代。 山口瞳、三好徹、寺山修二、阿部牧郎で始まる書き手の顔ぶれは、志摩直人、常盤新平、石川喬司、山野浩一と当時のビッグネームが続く。 綺羅星の如き競馬好きの作家先生たちが、洒落た文章で「優駿」を彩った時代。 もう立ち読みするだけの「優駿」なんだけど、こんな文章、今も載っているのかなぁ。 本格的に競馬を始めた時期だけに印象に残っている馬もレースも多く、昨日のことのように思い出しながら読む。 今、ルージュバックが51年振りに牝馬できさらぎ賞を勝ちました。これがまた後世に語り継がれる物語のプロローグとなるか、とても楽しみな勝ちっぷり。

Posted byブクログ