書くこと大好き幼児は表現の天才 の商品レビュー
何故これを読むことにしたのか全く思い出せないが、読んで驚いたので記録しておく。 特定の幼児向け作文教室の宣伝本のようだが、宣伝しているにしては構成がおかしくて要領を得ない。 よくある宣伝本と同じく、 ・はじめに ・体験談(この本では実際の幼児の作品と母の言葉) ・方法論と、...
何故これを読むことにしたのか全く思い出せないが、読んで驚いたので記録しておく。 特定の幼児向け作文教室の宣伝本のようだが、宣伝しているにしては構成がおかしくて要領を得ない。 よくある宣伝本と同じく、 ・はじめに ・体験談(この本では実際の幼児の作品と母の言葉) ・方法論と、教室・教材の宣伝 という構成になっているが、教室の存在とその内容が既知の事柄として、説明が一切ないまま、話が進む。 教室や教材の名前等が何の脈絡も説明もなく登場する。それが教材の名前であるということすら分からない。「きらら」は定期刊行される教材の一種なのだな、などと推測で読むような状況になる。 方法論は、教室のカリキュラムのそれぞれの教科の、おそらく実際の教師が8名、それぞれ1節ずつ書いている。自分の教科について書いている模様だが、肩書きも何もなく、その文章をどのような責任で書いたのか不明。8名が思い思いに書いており、序論も総括もないため散漫で、細かい言葉がけなどばかりがクローズアップされ全体として何が言いたいのか分からない。 生徒保護者向けのモチベーションアップ用の書籍かもしれない。というような納得をして本を閉じた。
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