江戸にフランス革命を! の商品レビュー
何だか、江戸時代とか一言でいわれても、イメージつきづらいし難解じゃない?でも何だか町人って気楽そうだし、聞くところによると税金払わなくって良いみたいだし、なんだか良いよね。 んで、いったい江戸時代ってどんな社会的イデオロギーでもって動いていて、その頃の人々の息吹ってどんな感じな...
何だか、江戸時代とか一言でいわれても、イメージつきづらいし難解じゃない?でも何だか町人って気楽そうだし、聞くところによると税金払わなくって良いみたいだし、なんだか良いよね。 んで、いったい江戸時代ってどんな社会的イデオロギーでもって動いていて、その頃の人々の息吹ってどんな感じなのよ? とね、長らく知りたかったのですが、歴史の本とか文化の本って、とにかく論理の幅が狭くって、読んでいて”本当かよ”とかおもっちゃったり、詰まんなくて途中で挫折もしくは読んだ事すら記憶に無い。という本が多かったんだよね。 理由は、書き手の面白意識が読み手の面白意識にマッチしていなかっただけなんだけれど。。 そんななか、本書は長いし、文体変わりまくって、読み手の立ち位置をいちいち変えなきゃで面倒なんだが、”とにかくそんな事はどうでもいいから、もっと教えてくれよ橋本さん”って気持ちでガンガン読める素敵なエンターテイメントブックでした。楽しい気持ちをありがとう。
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1989年(著者41歳)の刊本。採録作は、主に、1974年〜1988年に発表されたもの。一部、加筆がある他、単行本用書き下ろし原稿も加えられている。 1994年に中公文庫から、上、中、下巻の3分冊で文庫版刊行(下巻には増補もある)。
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