ハーメルンの笛ふき の商品レビュー
古本で購入。 絵が綺麗なので、惹かれた。 内容も良いし、他の絵本にはない、本当は何が起こったのかも描かれていて良かった。 絵を描いた方はもうだいぶ前に亡くなっているよう、残念。 中世ドイツそのものの上手な絵に、上手な文章。
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サラ コリン (著), ステファン コリン (著), エロール・ル カイン (イラスト), 金関 寿夫 (翻訳)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幼少期にグリム童話を聞きかじったか何かで、ぼんやりとした内容は知っていたのですが、大人になって改めて読むと本当に恐ろしいお話です、「ハーメルンの笛吹き男」。 本書『ハーメルンの笛ふき』は、サラとステファンのコリン夫妻の文章にル・カインが挿絵を描いたもの。 ネズミの害に悩まされるハーメルンの町の人々や、無能な町長及び議員たち、そして何より不思議な不思議なまだら服の笛ふき男が、ル・カインの繊細なタッチで美しくも奇妙な姿に描き出されています。 ル・カインが好きで手に取ったのですが、巻末の「ほんとうはなにがおこったのか?」という文章に触れ、1284年6月26日に実際にあった集団子ども失踪事件やその歴史的背景にも興味が湧きました。
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サラ&ステファン・コリン夫妻の文、絵はエロール・ル・カイン。タテ30cm,ヨコ22cmの大判本。著者の解説にもあるように、このお話は1284年6月26日(すごく具体的だ)に、ハメルンの街で実際に起こったこととして伝えられている。誰もが知っているお話しだし、ここでもことさらな改変は...
サラ&ステファン・コリン夫妻の文、絵はエロール・ル・カイン。タテ30cm,ヨコ22cmの大判本。著者の解説にもあるように、このお話は1284年6月26日(すごく具体的だ)に、ハメルンの街で実際に起こったこととして伝えられている。誰もが知っているお話しだし、ここでもことさらな改変は加えられることなく淡々と事実(?)だけが語られる。絵は、ハメルンの街の印象とは少し違うようにも思うのだが、むしろ物語の中の幻想の街として描かれたのであったのかもしれない。また、今回は構図にあれこれと工夫が凝らされているのが特徴か。
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細かいところまで描かれた エロール・ル・カインの絵 たくさんのネズミ・ネズミに たくさんの人・人・人 一つ一つ表情があって 面白い ちょっと怖いお話なので 家の壁はねじ曲がったり、よれていたり 部屋や道の端には 不気味な影が広がっていて 不気味さいっぱい ドキドキする絵本
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トラウマ本ときいて。 たしかにこえーーー。 じわじわくる怖さ。これ子どもはどんな反応するんだろ・・・
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