ヨーロッパブランドビジネス の商品レビュー
『ヨーロッパブランドビジネス 差別化の商品発想から何を学ぶか』中田重光 (1989) 1章ブランド戦略とヨーロッパブランドの特質 ・製品のブランド化 1.商品のアイデンティティの証明 2.商品機能の表明 3.商品の品質保証 4.イメージアップ ・海外旅行ブームと本物志向や...
『ヨーロッパブランドビジネス 差別化の商品発想から何を学ぶか』中田重光 (1989) 1章ブランド戦略とヨーロッパブランドの特質 ・製品のブランド化 1.商品のアイデンティティの証明 2.商品機能の表明 3.商品の品質保証 4.イメージアップ ・海外旅行ブームと本物志向やブランド志向の関係、あるいはヨーロッパのブランド品との関係が指摘できるp.21 ・成功しているブランドビジネスは、「量」より「質」であるp.32 2章ヨーロッパのファッションブランド発想 パリの権威とミラノの感性 3章バーバリー社のブランド発想 ・三陽商会、丸善 ・グレート・ユニバーサル・ストア社・・・バーバリー、スコッチハウス ・ブリティッシュトラッドという特質を生かしながら、若い世代によりアピールするイメージ作りがバーバリー社の今後の最大の課題 7章ヨーロッパブランドビジネスに何を学ぶか ・ヨーロッパブランドビジネスの特質・・・個性の豊かさ ・個性とは、オリジナリティ、差別化、自己主張 ・フランスという個性、パリという個性→パリファッション ・個性を磨く、これがジャパニーズブランドの、これからのもっとも大きな課題だp.172 ・デザインに対する認識が高まるp.178 ・1989年~「89デザインイヤー」(通産省) ・デザインという世界語をブランドという世界語にいかにうまく結合させるか。ブランdビジネスの、今1つの大きな課題である。p.180 ・ライフスタイルが多様化し、消費者のニーズも一段と本物志向の様相を深めてくると、改めてヨーロッパのブランドビジネスに見られる、量より質を重視した、商品のコンセプト作りが必要である。これこそブランドがブランドとして生き残るための、最大の条件といえよう。p.184 ・ヨーロッパでは、「王室御用達」がブランド形成の過程できわめて重要な意味を持っている
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