ジグが来る(上) の商品レビュー

キャンベル・アームストロング(著者),村上博基(訳者)

2017/11/16

久しぶりの再読のつもりだったが、どうもここ1-2年で一度読み直しているみたい。ストーリーがおぼろげながら見えてしまい、その分評価が低くなってしまった。
小説としては良くできてると思う。主人公達の性格設定や人物描写もまずまずですし、ストーリーも大きな破綻がなく進む。ただ、やや冗長。2/3位には縮められそうな気がする。
また、大団円で盗まれた金が出てきたり、敵地に突然マッキネスが登場するシーンにはやや無理がありますね。
しかし、なんという日本語題。ついつい興味を惹かれてしまう(原題は”Jig”)